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あいおいニッセイ、従業員の介護離職防止が目的の「仕事と介護の両立支援サービス」を開始
「仕事と介護の両立支援サービス」の開始
〜企業の抱える悩み「介護離職」を有償サービスでトータルサポート〜
MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(社長:金杉 恭三)は、関連会社で介護サービス事業を展開する株式会社ふれ愛ドゥライフサービス(社長:沼田 俊彦)とともに、企業における従業員の介護離職防止を目的とした「仕事と介護の両立支援サービス」を共同開発し、本年7月1日より新たに提供することとしました。
1.開発の背景
高齢者の増加に伴い、要介護者の増加も見込まれ、介護や看護を理由とした離職者は毎年約10万人で推移し、今後は更なる増加が懸念されています。介護に直面する従業員は働き盛りの40〜50代が多く、介護離職は企業にとって大きな損失となります。政府は「介護離職ゼロ」を目指して対策を進めており、企業においても人材確保と働きやすい環境づくりの観点から、介護離職問題への取組みは喫緊の課題となっています。
そこで、企業の介護離職防止への取組み支援策として、「仕事と介護の両立支援サービス」を2016年7月より提供開始することとしました。
2.「仕事と介護の両立支援サービス」の概要
厚生労働省の「企業における仕事と介護の両立支援実践マニュアル」にも示されているとおり、従業員自身の事前準備や介護に直面した従業員を支援することが、企業にとって重要となりつつあります。
本サービスは、介護事業に携わる株式会社ふれ愛ドゥライフサービスとの連携により、企業の従業員に対する仕事と介護の両立に向けた環境整備を実現できる内容です。以下のサービスメニュー(有償)は、従業員の介護離職防止に取組むすべての企業の皆さまにご利用いただけます。
なお、本サービスのリリースに先立ち、5月以降、首都圏、東海、関西の企業の皆さまを対象に「企業における従業員の親介護の課題と対応策」等をテーマとする無料のセミナーを開催します。
<仕事と介護の両立支援サービス一覧>
※表資料は添付の関連資料「表資料1」を参照
3.働きやすい環境づくりに向けた当社支援策
企業の規模を問わず、介護を理由とした離職問題やストレスチェック制度(昨年12月より開始)の取組みも含めたメンタルヘルス対策、加えて、長時間労働やハラスメント等を理由とした訴訟問題、さらに、健康保険組合を抱える企業においては健康経営やデータヘルス計画対応等、企業をとりまく昨今の職場環境の改善に関する人事労務課題は多種多様です。
これらの課題への支援策として、当社は総合的な提案を行い企業の皆さまへお役に立てる取組みを実施してまいります。
<働きやすい環境づくりを目指す人事労務対策の主な提案内容>
※表資料は添付の関連資料「表資料2」を参照
(ご参考)株式会社ふれ愛ドゥライフサービスの概要
【設立】平成12年3月
【代表取締役】沼田 俊彦
【本社所在地】〒140−0004 東京都品川区南品川5−3−10 ミヤデラビル4階
【業務内容】
・医療および介護に関するコンサルティング業務
・健康、医療、福祉、介護に関する調査、研究、相談業務および情報提供業務
・介護保険法による通所介護事業
【資本金】2億2,150万円(当社100%出資)
【従業員】63名(平成28年4月1日現在)
以上