イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

GMジャパン、フルサイズ・プレステージセダン新型「キャデラックCT6」を発表

2016-05-06

アメリカン・ラグジュアリー・ブランド キャデラックのフラグシップモデル
新型「キャデラックCT6」を発表


 ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社(略称:GMジャパン、所在地:東京都品川区、代表取締役社長:石井 澄人)は、本日、フルサイズ・プレステージセダン新型「キャデラックCT6」を発表し、2016年9月から全国のキャデラック正規ディーラーネットワークで販売を開始します。(http://www.cadillacjapan.com/tools/locate_dealer.html)メーカー希望小売価格は9,980,000円(8%消費税込み)です。

 この度キャデラックは、新型「キャデラックCT6」をフラグシップモデルと位置づけ、フルサイズ・プレステージセダンの新しい形を創り出しました。最先端技術が惜しみなく投入された新型「キャデラックCT6」は、従来の大型ラグジュアリーモデルには見られなかったダイナミックな運動性能・効率、そして俊敏性・軽快感といったドライバーズカーとして必要不可欠な要素を全て身につけています。最も先進的な技術を、常にいち早く採用しドライバーをサポートすることは、キャデラックが1902年(明治35年)に誕生して以来、一世紀以上にわたる変わらぬ伝統です。

 フルサイズ・プレステージセダン新型「キャデラックCT6」のダイナミック性能は、キャデラックが大切にしてきた3本の柱が一体となって実現したものです。そして、その存在感、優雅さ、技術的革新をより高いレベルに引き上げることが、世界でのキャデラック・ブランドの価値を高めることになります。

 グローバル・キャデラックのチーフ・マーケティング・オフィサーであるウヴァ・エリングハウスは、「ラグジュアリーブランドは、トップレンジから創造していきます。ダイナミックなフラッグシップモデルは、キャデラックの成長とブランド価値向上のために欠かせないものだったのです」と述べています。

 新型「キャデラックCT6」の登場は、グローバル・プレステージ・ラグジュアリーセグメントに、キャデラックが再び戻ってきたことを意味し、新型「キャデラックCT6」は、2020年までにキャデラックが投入する8車種のニューモデルの先駆けとなる一台であり、120億円ドルを投資した商品開発の最初の成果でもあります。

 キャデラックのプレジデントであるヨハン・ダ・ネイシンは、「新型『キャデラックCT6』は、プレミアム・ラグジュアリーに対するまったく新しいアプローチであり、これはキャデラックにしかできないアプローチなのです。このアプローチとは、フルサイズ・プレステージセダンを運転する情熱を再び燃え上がらせようとする大胆な挑戦であり、キャデラックがプレステージ・ラグジュアリーモデルを再び定義することへの挑戦でもあります」と述べています。

 新型「キャデラックCT6」は、ドライバーにこれまでにないレベルの緊密な一体感をもたらすフルサイズ・プレステージセダンです。周辺環境を検知する技術やアクティブ技術を含むシャシーシステムは、あらゆる状況下でのコントロールを容易にし、3.6リッターV6エンジン8ATのパワートレインは、常に惜しみないパワーを生み出します。

 パッセンジャーは、アメリカン・ラグジュアリーの最高峰であるキャデラックが到達した最高の快適性、高級感、そして、コネクティビティの利便性を備えた上質な空間を体感できます。

 また、新型「キャデラックCT6」の特徴として、最先端のボディ構造の採用があげられます。アルミニウム合金に加え、13種類の異なる素材を組み込んだアルミ合金アーキテクチャは、強度とパフォーマンス、効率といった点において、世界の名立たるラグジュアリーセダンを凌ぐレベルを実現し、業界で最も先進的な車体構造を実現しました。

 クラス最軽量を実現した「キャデラックCT6」は、世界で最も軽く、俊敏なフルサイズ・プレステージセダンです。ディメンションと室内スペースは他のフルサイズセダンに匹敵する一方、重量や俊敏さ、効率においては、1クラス下に匹敵します。

 ダ・ネイシンはさらに、「私たちは、プレステージ・ラグジュアリーセダンの開発をするための独自の方法を追求するうちに、ボディ構造に対するアプローチを再発見しました。これまでも高い評価を得ている、キャデラックVシリーズなどの後輪駆動セダンが持つダイナミクスと、この新しいアプローチを融合させた結果、このセグメントで失われていたものを見つけることが出来ました。それは、真のドライバーズカーとしての心躍るようなパフォーマンスです」と述べています。

 またキャデラックは、2014年に本社をニューヨークに移し、これまでの110年間、時代を創造してきたアメリカン・ラグジュアリー・ブランドとしての伝統に加え、新たに、ニューヨークならではの土壌に息づく、常に挑戦し続けるスピリットをブランドや商品で表現しています。新型「キャデラックCT6」のロンチに先駆け、「Dare Greatly ―その挑戦が、世界を変える」という新たなコンセプトを掲げ、他に真似のできないブランドを創造すべく、これからも“大胆な挑戦”を続けていきます。


<惜しみなく投入された最先端技術>
○俊敏性
 ・新しいオメガ・アーキテクチャーは、ボディ構造に13点の高圧鋳造アルミ部品を採用。これにより、軽く強固な構造と高い静粛性を実現
 ・新型3.6リッターV6直噴DOHCエンジンは、初のシリンダー休止機構(アクティブフューエルマネジメント)と8段オートマチック(AT)を採用し、高効率を達成
 ・アクティブ・オンデマンドAWDシステムに採用した連続可変クラッチは、前輪へ最大959lb−ft(1300Nm)ものトルクを伝達。あらゆるコンディションでハンドリングとスタビリティを確保
 ・緊密な一体感を生むアドバンスト・パフォーマンス・シャシーシステム。アクティブ・リアステア、マグネティックライドコントロール、選択可能なドライブモードなどによるセグメントで最も優れた乗り心地、ハンドリングおよび静粛性を実現
 ・「オート・ヴィークルホールド」は、前後へのクリープを防ぐ機能で、ドライバーが選択可能。渋滞の中での利便性と坂道での使い勝手を改善


○コネクティビティ「ハイテク・インフォテイメントシステム」
 新型「キャデラックCT6」は、周辺環境を検知する技術と最先端のインフォテイメントシステムにより、ドライバーやパッセンジャーにこれまでにないレベルの、緊密な一体感をもたらします。

 また、さらに進化した安全技術は、車両全方位の状況変化に的確に対応し、高度な安全性と比類のない安心感を提供します。

 ・CUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)モニターに、周囲360度のカメラ映像を表示し、死角を排除
 ・夜間の走行で、ドライバー・インフォメーションセンターに人や大型動物を表示するエンハンスドナイトビジョン
 ・オートブレーキとオートパーキングを一体化した新型パークアシストシステム
 ・クラス初、カメラのテクノロジーと通常の室内ミラーを組み合わせ、障害物のない後方映像を投影するするリア・カメラ・ミラー
 ・10.2インチCUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)スクリーン(1280×720HD)とコンソールのタッチパッド。タッチスクリーンは手書き入力可能(英語/数字)。また、タッチパッドでもCUEの機能を操作可能。センターディスプレイをタッチするのではなく、センターコンソールに腕を置いたまま操作することで安全性の向上を図る
 ・新しい歩行者衝突防止・軽減システムによる歩行者検知、警告、オートブレーキ機能
 ・ワイヤレスによる電話充電機能


○ラグジュアリー感溢れるデザインと装備
 新型「キャデラックCT6」には卓越した職人技と最先端技術が一体となって織り込まれています。贅を尽くした本物の素材をキャデラック独自のカット&ソーで精緻に仕立て、フルサイズ・プレステージセダンとしての豪華さと実用性を兼ね備えた、大胆でエレガントなゆとりのあるインテリア空間を生み出しています。

 ・斬新かつダイナミックなキャデラックらしいデザイン:伝統的な後輪駆動を主張するダッシュからフロントアクスルまでのより低く、より長いプロポーション
 ・力強いラインと精密で上質な表面処理:軽量で俊敏であることを主張する外観デザイン
 ・これまでに類のない上質なレザーと希少なウッド、カーボンファイバーを織り交ぜ、機能性とともに磨き上げた現代的な職人技
 ・プレミアム・オーパスレザーや5つのマッサージプログラム、リクライニングリアシートを備える、快適でラグジュアリー感溢れる豪華なシート
 ・83mmのスライド域、ランバーサポート、マッサージ機能、ベンチレーション&ヒーター機能などを備えたリアシート・パッケージ
 ・格納式10インチモニターと外部機器接続機能を持つリアシート・エンタテイメントシステム
 ・空気イオン化/除菌機能付 クアッドゾーン・クライメートシステム
接近するスマートキーに反応して足元を照らすコンシェルジュライト
 ・ハンズフリー・トランクリッド
 ・1027mmの広大なレッグルーム。2.2リッターのセンターコンソールを含むセグメント最大の室内収納
 ・キャデラックを象徴する伝統かつ特徴的な縦型ヘッドランプは、高効率で、最新式の間接照射LEDヘッドランプ


○新しい発想のボディ構造
 ・新しいオメガ・アーキテクチャー
 ・マルチマテリアル戦略に基づくクルマ作り

 フルサイズ・プレステージセダン新型「キャデラックCT6」のホワイトボディは、BMW5シリーズやアウディA6のような他のセダンよりも軽く強靭に作られています。最新のボディ構造は、これまでの基準を塗り変えた俊敏さ、金庫のような頑丈さ、静かさなど、全ての基礎となっています。

 新しいオメガ・アーキテクチャーは、オールアルミのボディパネルと13点の高圧鋳造アルミ部品をを組み合わせた構造です。エンジニアは、長い時間をかけてコンピューター解析(20万件の構造シミュレーション含む)を行い、その開発過程で21もの特許を取得しました。

 新型「キャデラックCT6」のエグゼクティブ・チーフ・エンジニアであるトラビス・へスターは、「ホワイトボディの全てのパネルは、革新的な接合法で組み立てられています。それは強さと軽さ、そして洗練度をバランスよく組み合わせるための、妥協を排したアプローチです」と述べています。

 ボディ下部の構造に使用された13個の高圧鋳造アルミ材は、構造を簡潔化しもちろん質量低減にも非常に役立っています。「キャデラックCT6」は、主に高張力鋼板を使用した車両に比べ、およそ99kg軽量です。このボディを組み立てるためにGMの最先端の製造法が使われました。例えば、効率的で軽量化に役立つ独自のアルミニウム・スポット溶接をはじめ、レーザー溶接、フロードリルファスナーやセルフピアシングリベット、さらに、およそ268mにもおよぶ構造用接着剤も使用されています。


○先進的なシャシーとサスペンションによる運動性能
 ・アクティブ・オンデマンドAWD
 ・アクティブ・リアステ
 ・アマグネティック・ライドコントロール(磁性流体減衰力制御システム)

 フルサイズ・プレステージセダン新型「キャデラックCT6」の強固で軽量なアーキテクチャーは、このセグメントでは稀な俊敏さの基本であり、アクティブ・シャシーシステムに設定されるアクティブ・オンデマンドAWDやアクティブ・リアステア、マグネティック・ライドコントロール(磁性流体減衰力制御システム)によって、運動性能はさらに強化されています。

 ・へスターはさらに、「簡潔に言えばどのホイールでも駆動し、どのホイールでも操舵するという訳です。マグネティック・ライドコントロールは、全てのホイールのダンピングがミリセカンド(1/1000秒)毎に制御されます。そのレスポンスとコントロール性はこのクラスでは比べるものがありません」と語っています。

 シャシーシステムは、鋭いレスポンスと、ずば抜けた洗練度をバランスさせています。新型「キャデラックCT6」のフロントサスペンションは、アルミ部品を多用したショート・ロングアームと称するマルチリンク(5リンク)式独立サスペンションで、いくつものボールジョイントとクロスメンバーが正確なハンドリングのために採用されています。

 アクティブ・シャシーシステムに含まれるアクティブ・リアステアは、低速での俊敏なハンドリングと高速での安定性に貢献しています。車体回転直径は、ずっと短い2910mmのホイールベースを持つ「キャデラックCTS」と同程度の11.4mに抑えられています。

 あらゆる天候下でハンドリングとスタビリティ能力を最大限に活かす、アクティブ・オンデマンドAWDも、アクティブ・シャシーシステムに含まれています。軽量でコンパクトな設計と2ギヤ・トランスファーケースにより、一般的な固定トルク式AWDシステムに比べ優れた燃費となっています。

 ドライバーは、ツーリング/スノー&アイス/スポーツの各モードを選択可能で、ほぼ全ての天候や道路状況に対応することができます。


○大胆なプロポーションと細部への緻密な配慮により、上質な空間を創造
 長いエンジンフードと滑らかなアッパーボディで構造される大胆なプロポーションが、フルサイズ・プレステージセダン新型「キャデラックCT6」を際立たせており、ブランドのポートフォリオを発展させると同時に軽量アーキテクチャーによる俊敏な運動性能を物語っています。

 キャデラック・グローバルデザインのエグゼクティブ・ディレクターであるアンドリュー・スミスは、「これは情熱を忘れないドライバーのための車です。キャデラックCT6は、より低重心で、幅広く、スリムで引き締まっています。これこそが、軽量な高性能セダンに期待することではないでしょうか。ダッシュカウルからアクスルまでのプロポーションも、後輪駆動アーキテクチャーのダイナミックさを強調しています」と述べています。

 キャデラックの表情は、新しいグリルとライトを採用した新型「キャデラックCT6」でさらに進化しました。キャデラックを象徴する伝統かつ特徴的な縦型基調でありながら、LEDライトブレードも間接照射LEDヘッドランプも最新のものに一新されています。

 新型「キャデラックCT6」のキャビンにおいても、大胆なプロポーションの中に職人技と最新技術が見事に融合されています。キャデラックのデザイナーたちは、大胆かつエレガントで広々としたインテリアを目標としました。エレガンスは機能的であると同時に、伝統的な素材を使ったトリムや精緻なディテールを持つ専用設計のインテリアに表現され、上質な空間を創造しています。「キャデラックCT6」は、快適性とコネクティビティそして安全性で、パッセンジャーを歓迎するための最新技術に溢れています。

 さらにスミスは、「これほどの職人技と最新技術が継ぎ目なく織り合わせられたことは今までありませんでした。キャデラックCT6は、キャデラック・ブランドが進化していく次のステップを表現しているのです」と付け加えています。


○究極のサウンドを実現する「Boseプレミアム・サラウンド・サウンドシステム」
 キャデラックは、1983年の「キャデラックセビル」、「キャデラック エルドラド」に初めて純正サウンドシステムを導入して以来、30年以上の長きにわたりBoseとのパートナーシップを築いています。

 現在、日本に導入しているキャデラックの全てのラインアップに、音響専用システム「Boseプレミアムサラウンドサウンドシステム」のプレミアム・スピーカーを標準搭載しており、新型「キャデラックCT6」では、34個のスピーカーの備えたキャデラック初のBose Panaray(パナレイ)オーディオシステムを搭載し、クルマの中でありながら、まるでラグジュアリーなサウンド空間に居るかのような究極の体感を提供します。


○生産
 新型「キャデラックCT6」の生産は、北米仕様がデトロイト・ハムトラミック工場で開始されています。同工場には「キャデラックCT6」と他の2車種の生産に向けて3億8400万ドルが設備投資されました。中国市場向けモデルの生産は新しい中国工場で2016年初頭から開始されます。さらに、新型「キャデラックCT6」は、日本をはじめヨーロッパ、韓国、イスラエルおよび中東諸国にも導入されます。これらの地域向けモデルの生産はデトロイト・ハムトラミック工場で生産が開始されてます。


○Dare Greatly―その挑戦が世界を変える―
 キャデラックは、ブランドコンセプトとして新たに「Dare Greatly―その挑戦が、世界を変える」を掲げています。第26代合衆国大統領セオドア・ルーズヴェルトが残したこの「Dare Greatly」という言葉は、アメリカに息づく不変の精神であり、新たな時代へ向かうキャデラックの情熱を体現しています。

 「次々と革命を起こす、アメリカシリコンバレーの起業家のように。刺激的な発想に満ちあふれた、ニューヨーク・ダウンタウンのアーティストのように。みずからの理想を追い求め、突き進むものだけが、この世界を変えることができる。」

 現状にとどまることなく、大胆に行動する人。何かの模倣ではなく、オリジナルを探求する人。未知の世界への挑戦に、なにより胸を躍らせる人。

 キャデラックが生み出す、かつてない魅力を秘めたラグジュアリーカー「キャデラック CT6」は、そんな挑戦者たちと響き合い、新たな輝きを放つクルマです。


○サービス・プログラム
 ・Cadillac Maintenance Care Program「キャデラック・メンテナンスケア付帯プログラム」
  新車登録日から3年間または走行距離10万キロまで、メーカー指定点検整備とメンテナンスをパッケージしたプログラム。リーズナブルなパッケージ料金で、2回の法令12ヶ月点検(除車検)をはじめ、定期交換部品や消耗品の交換が可能。本サービスは、全国の正規ディーラーにおいて、専門のメカニックによって行い、純正部品のみを使用。

 ・Cadillac Warranty Plus Program「キャデラック・新車保証延長プログラム」
  新車登録日から3年間または走行距離10万キロの一般保証を希望に応じて、有償にて4年目または5年目まで延長できるプログラム。

 キャデラックについての詳しいサービス内容と価格については、http://www.cadillac.co.jp/basis/after/をご参照ください。


 ※以下の資料は添付の関連資料「参考資料」を参照
   <主要諸元一覧表>
   <広報補足資料:フルサイズ・プレステージセダン 新型「キャデラックCT6」>


 ※製品画像・参考画像は添付の関連資料を参照



Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版