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帝国データバンク、新規株式上場(IPO)意向に関するアンケート調査結果を発表

2016-04-26

特別企画:新規株式上場(IPO)意向に関するアンケート調査
IPOの目的、「優秀な人材の確保」が69.0%に
〜企業所在地は「東京」が46.5%、一極集中続く〜


<はじめに>
 2016年は年初から世界の金融市場で動揺が続き、中国経済の減速や米国の政策金利引き上げの、日本経済への影響も懸念される。また、近年IPO企業の上場後の業績下方修正や不祥事が相次いだため、IPOの監査・審査が厳格化の方向に向かうなど、IPOを取り巻く環境も変化しつつある。
 そのようななか、帝国データバンクでは、保有する企業情報のなかからIPOの意向を持つとみられる企業を抽出し、アンケート調査を実施した。
 本調査は、1998年12月以降毎年実施しており、今回で19回目となる。


 【調査期間】2016年3月7日〜3月18日
 【調査方法】郵送調査
 【調査対象】下記(1)〜(3)のうち、いずれかに該当した未上場の3,827社
         (1)前回調査(2015年)において、IPOの意向を確認済み
         (2)帝国データバンク「企業信用調査」において、IPOの意向を確認済み
         (3)ベンチャーキャピタルからの出資を確認済み
 【回答企業】1,231社(回答率32.2%)
 【分析対象】IPOの意向が「ある」と回答した310社


<調査結果(要旨)>

 1.IPOの意向を持つ企業属性を業種別に見ると、「サービス業」が48.7%(151社)と約半数。なかでも「情報サービス業」が多く、全体の22.3%(69社)を占めた。ただしその構成比は前年より減少し、代わって製造業、卸売業の構成比がやや増加した。

 2.本社所在地域別では、「関東」が56.8%(176社)、なかでも「東京都」が全体の46.5%(144社)を占めた。

 3.IPOの目的は「知名度や信用度の向上」と回答した企業が71.6%(222社)で最多となるも、2位の「優秀な人材の確保」(69.0%、214社)の構成比が増加し、両者が拮抗。

 4.IPO予定市場は「東証マザーズ」が54.2%(168社)と突出。次いで「東証JASDAQスタンダード」が19.4%(60社)。


 ※調査結果は添付の関連資料を参照




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