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住友化学、プランテーション向け農業関連資材の世界展開を本格化
プランテーション向け農業関連資材の世界展開を本格化
住友化学は、バナナやオイルパームなどの大規模農園向け農業関連資材事業を「プランテーション・ソリューション」事業として強化・拡充することといたしました。4月19日から米国マイアミで開催される国際バナナ展示会への出展を皮切りに、グローバルな事業展開を本格的に開始します。
プランテーションは、熱帯、亜熱帯地域で単一作物を栽培する大規模農園で、効率的で環境負荷の少ない資材が求められています。住友化学グループは、農薬や肥料をはじめとする各種農業関連資材を幅広く取り扱っており、これらの製品群から、バナナ、オイルパーム、パイナップル、サトウキビなどのプランテーションに適した製品やサービスをラインアップし、ソリューション提供することで、水や肥料の管理、雑草や病害虫の防除、収穫などの作業の効率化や作物の生産性向上に貢献します。今回の展示会では、フィリピンですでに発売し、今後、中南米を中心に展開すべく登録を進めている、バナナの重要病害である黒シガトガ病向け殺菌剤「Powmyl(R)」などを紹介予定です。
住友化学グループは、今後も顧客のニーズに沿った革新的で多様な製品の開発を推し進め、「プランテーション・ソリューション」事業を強化してまいります。
<住友化学グループの「プランテーション・ソリューション」製品ラインアップ>
社名:主な製品・サービス
住友化学(日本):農薬
住化農業資材(日本):被覆肥料、潅水資材
Valent BioSciencesCorporation(米国):バイオラショナル(※)
Pace International, LLC(米国):ポスト・ハーベスト
Mycorrhizal Applications, LLC(米国):土壌改良資材(菌根菌)
McLaughlin Gormley King Company(米国):天然ピレトリン殺虫剤
※住友化学グループでは、天然物由来などの微生物農薬、植物生長調整剤、微生物農業資材等や、それらを用いて作物を病害虫から保護したり、作物の品質や収量を向上させたりするソリューションを「バイオラショナル」と定義しています。
以上