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東京電力、高レベルの放射性廃液の集中廃棄物処理施設への移送について発表
高いレベルの放射性廃液の集中廃棄物処理施設への移送について
現在、福島第一原子力発電所タービン建屋内には、多量の放射性廃液が存在しており、特に2号機の廃液は、きわめて高いレベルの放射性廃液であります。
当社は、この廃液を集中廃棄物処理施設の建屋内における止水対策などが整い次第、同施設の建屋に移送し、安定した状態で保管することとしておりました。
(平成23年4月15日お知らせ済み)http://www.tepco.co.jp/cc/press/11041505-j.html
本件について、4月10日、経済産業大臣より、福島第一原子力発電所に滞留している高い放射線量が検出された排水の集中廃棄物処理施設への移送に関して、その必要性、安全性に係る評価、恒久的な排水保管及び処理施設についての方針等についての報告徴収の指示を受けました。
昨日、止水対策などを終了したことから、この指示に基づきその内容をとりまとめ、経済産業大臣に報告いたしました。報告内容につきましては、経済産業省原子力安全・保安院においてご確認いただきました。
今後、当社が報告した実施方法に基づき、準備が整い次第、2号機タービン建屋内から集中廃棄物処理施設へ高いレベルの放射性廃液を移送いたします。
以上
※以下の資料は添付の関連資料を参照
・添付資料1:プロセス主建屋への移送について
・添付資料2:2号機タービン建屋滞留水移送計画図