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JFEエンジニアリング、電力確保を図るエンジニアリングの強化で発電プラント事業部を新設
電力確保を図るエンジニアリングの強化
〜発電プラント事業部の新設〜
当社は、電力確保に関するお客様の緊急ニーズに対応する為、発電プラント事業部を設置いたしました。
当社は、発電用の高効率ガスエンジン(200kW〜9,600kW)およびディーゼルエンジン(3,200kW〜11,600kW)を保有しております。また、ディーゼルエンジンについては、都市ガスも利用可能なDUAL FUEL仕様にも対応しております。こうした豊富なラインナップにより、当社は、お客様のニーズに合った発電設備のエンジニアリングと建設が可能です。
今回新設の発電プラント事業部では、これらの技術に基づき以下の対応を行ってまいります。
(1)非常用発電設備の常用化
当社は、国内でディーゼルエンジン800台を主として非常発電用として納入しております。これを常用で使用出来るように改造し、電力使用ピーク時等に自家発電を行うことで電力会社からの受電量を削減することが可能となります。
この常用化改造は、ユーザーサイドの電力確保に即効性があり、有効な手段となりますので、積極的に技術サポート業務を展開してまいります。
併せて、発電設備のメンテナンス体制の強化、並びに遠隔監視システム等のサービス提供など、お客様に安心して運用いただける体制を整備いたします。
(2)発電に関するトータルエンジニアリングの提供
ユーザーサイドでの電力安定確保の為、各方面で分散発電設備の導入検討が行われております。当社は、自立分散型電源システム、コージェネレーション(熱電併給)システムや省エネ技術との組み合わせなどのトータルエンジニアリングの提供により電力安定確保ニーズに対応いたします。
以上
※参考資料は添付の関連資料を参照