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エプソン、長期ビジョン「Epson 25」と「Epson25 第1期中期経営計画」を策定
長期ビジョン「Epson 25」および
「Epson25 第1期中期経営計画」(2016年度〜2018年度)の策定について
セイコーエプソン株式会社(以下、エプソン)は、このたび、2016年度から2025年度の10年間にかけて、エプソンが向かうべき方向である新長期ビジョン「Epson25」を定め、このビジョンの実現に向け、2016年度を初年度とした3カ年の中期経営計画「Epson25 第1期中期経営計画」を策定しましたので、お知らせします。
1.長期ビジョン「SE15」ならびに「SE15 後期 新中期経営計画」(2013年度〜2015年度)の振り返り
2009年度にスタートした長期ビジョンSE15、2013年度から進めてきたSE15後期新中期経営計画では、エプソンは強みに集中し、既存事業領域におけるビジネスモデル・製品構成の転換、新規事業領域の開拓を行うことで、会社の事業構造を再構築しました。一方、期間内に遂行し切れなかった事業・領域が一部あり、今後の成長のためには、新規事業領域での知見蓄積や、新規・強化領域での販売・サービス機能の拡充が必要であるといった課題も明確になりました。総括すると、各事業における取り組みが成果として表れ、安定的かつ継続的なキャッシュの創出力を構築でき、さらに為替の追い風もあり、業績は大幅な回復を果たしました。
2.長期ビジョン「Epson25」
エプソンは、事業環境の変化やメガトレンドなどを踏まえ、2025年のビジョンとして長期ビジョン「Epson25」を制定し、ビジョンステートメントと財務目標を以下のとおり定めました。
(1)ビジョンステートメント
「省・小・精の価値」で、人やモノと情報がつながる新しい時代を創造する
■エプソンが提供する「省・小・精の価値」
エプソンの強み「省・小・精の技術」に基づいて生み出し、エプソンがお客様にご提供する価値であり、「スマート」、「環境」、「パフォーマンス」に分けられます。
[1]スマート
「省・小・精の技術」で先鋭化した製品を核に、ソフトウェア技術を極め、いつでもどこでも簡単・便利で安心して製品を使える世界を創る。
[2]環境
革新的な「省・小・精の技術」で、製品・サービスのライフサイクルにわたる環境負荷低減をお客様価値として提供し、持続的な発展をもたらす。
[3]パフォーマンス
「省・小・精の技術」を極めて、高いパフォーマンスの生産性、正確さ、創造性をお客様に提供することで、より高い、新たな価値を創造する。
■人やモノと情報がつながる
情報通信技術の進展により、あらゆる情報がインターネット上でつながるようになることで、サイバー空間はとどまることなく増大していきます。エプソンはリアル世界で実体のある究極のものづくり企業として、「省・小・精の技術」で先鋭化した製品を求心力に、このサイバー空間にいるIT企業と協業し、人やモノと情報をつないで、お客様に「省・小・精の価値」をより高めてご提供します。
■新しい時代を創造する
エプソンは、人々を単純作業や時間とエネルギーの浪費から解放し、お客様がクリエイティブな知の生産性を高め、健康で安心な生活を楽しんだりすることのできる、持続可能で豊かな社会を創り出していきます。
※リリース詳細は添付の関連資料を参照
以上