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双日、インドの貨物専用鉄道の軌道敷設工事と電化工事を受注

2016-03-01

双日、デリー〜ムンバイ間貨物専用鉄道の軌道敷設工事および電化工事を受注
円借款によるインド鉄道事業の累計受注額約2,700億円に〜


 双日株式会社(以下、双日)はインドのラーセン・アンド・トゥーブロ社(Larsen&Toubro Ltd.、以下、L&T社)、ガヤトリ・プロジェクト社(Gayatri Projects Ltd,、以下、GP社)との共同で、インド政府傘下のインド貨物専用鉄道公社から、デリー〜ムンバイ間貨物専用鉄道(Western Dedicated Freight Corridor、以下、DFC西線)における軌道敷設工事(約900億円)を受注しました。また、L&T社との共同でDFC西線事業の電化工事(約200億円)も受注し、合計約1,100億円の契約となります。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

 本件は、首都デリーと商業都市ムンバイの間に総延長約1,500kmの貨物専用鉄道を建設するDFC西線事業のうち、インド西部グジャラート州イクバルガー〜同州ヴァドーダラー間 289kmの軌道敷設工事、およびグジャラート州ヴァドーダラーマハラシュトラジャワハルラール・ネルー港(JNPT)間 422kmの電化工事で、2016年度中に着工します。2013年6月に受注した軌道敷設工事(約1,100億円)、2014年11月に受注した電化工事(約500億円)に続く円借款案件の大型受注となり、双日はDFC西線事業において累計約2,700億円の鉄道工事を実施します。

 双日はコンソーシアム・リーダーとしてプロジェクトの全体管理を行い、プロジェクトの全体設計・施工・管理を行うL&T社および土木工事の一部を担うGP社と共に主契約者の役割を担います。今回受注した工事区間は、軌道敷設工事、電化工事ともに過去に受注した区間からの延伸であり、これまで蓄積した知見やノウハウを活用して工事を進める予定です。

 日本とインドの両国政府は、2014年9月に「日印特別戦略的グローバル・パートナーシップ」を公表し、日本企業のインドへの進出を見据えたインフラ整備を大きな柱として経済協力を進めております。また、2015年12月に行われた日印首脳会談を通じて高速鉄道や道路などの建設に日本政府として協力することに新たに合意し、これによりインドは円借款の最大の供与先となる見込みです。

 双日はインドを鉄道インフラ分野での最重点市場と位置付け、今後はDFC西線事業への継続的な取組みに加え、各都市の都市鉄道事業や、主要都市間を結ぶ高速鉄道事業などの将来プロジェクトにおいても関与を深めていく方針です。日本政府が進める「質の高いインフラ輸出」戦略に基づいた鉄道インフラ案件への積極的な取組みを通じて、日本の鉄道技術の輸出、およびインドの更なる経済発展に貢献していきます。


 ※リリース詳細は添付の関連資料を参照


以上



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