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三菱電機、放送局用モニター機器など向け3.5型QHD TFT液晶モジュールを発売
放送局用モニター機器やプロフェッショナル用カメラ向けに最適
三菱TFT液晶モジュール「DIAFINE」産業用3.5型QHD 発売
三菱電機株式会社は、産業用カラーTFT液晶モジュール「DIAFINE(ダイアファイン)」の新製品として、水平方向と垂直方向の画素数がフルハイビジョン(※1)(以下、フルHD)の2分の1で、画素変換(縮小)による画像の劣化が少ないQHD(960(H)×540(V))解像度の3.5型QHD TFT液晶モジュールを2月24日に発売します。放送局用のモニター機器やプロフェッショナル用カメラのビューファインダー向けに最適です。
※1 1920(H)×1080(V)の表示画素数
*製品画像は添付の関連資料を参照
■新製品の特長
1.フルHDからの縮小による画像の劣化が少ない3.5型QHD
・水平・垂直方向の画素数がフルHDの2分の1のQHD解像度(アスペクト比 16:9)
・QHD解像度の採用によりフルHDからの縮小による画像の劣化を抑制
・設計の最適化により高精細313ppi(画素サイズ 0.081(H)×0.081(V))を実現
・放送局でのモニター機器やプロフェッショナル用カメラのビューファインダーに最適
2.超広視野角・高コントラスト比・高色再現範囲により高い視認性と色鮮やかな表示を実現
・超広視野角(上下左右 170°)と高コントラスト比(800:1)により、どの角度からでも高い視認性を確保し、カメラのビューファインダーを見る視点の広範囲化に寄与
・高色再現範囲(NTSC比 72%)により色鮮やかな表示
3.薄型・軽量化によりお客様製品の小型・軽量化に貢献
・機構設計、構成部品の最適化により、薄型(4.0mm)・軽量(43g)を実現
・小型・軽量化が求められるプロフェッショナル用カメラに最適
■発売の概要
製品名:3.5型QHD TFT液晶モジュール
形名:AA035AE01
画素数:960(H)×540(V)(16:9)
サンプル価格(税抜き):30,000円
発売日:2月24日
■発売の狙い
デジタルテレビ放送への移行に伴う解像度のフルHD化により、放送機器向けでも従来のアスペクト比 4:3から16:9へ移行し、高解像度化が進んでいます。また、小型・軽量化が要求されるプロフェッショナル用カメラ向けにもフルHD画像を劣化が少なく表示でき、上下左右どこからでも鮮明に見える超広視野角で高コントラストの表示機器が求められています。
当社は今回、フルHDからの縮小による画像の劣化が少ないQHD解像度に加え、超広視野角・高コントラストの表示性能と、厚さ 4.0mm・質量 43gの薄型・軽量を達成した3.5型QHD TFT液晶モジュールを発売します。
今後も産業用TFT液晶モジュールのラインアップをさらに拡充していきます。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
◇お客様からのお問い合わせ先
三菱電機株式会社 半導体・デバイス第一事業部 液晶営業部
〒100−8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
TEL 03−3218−2482
FAX 03−3218−4862
URL http://www.MitsubishiElectric.co.jp/semiconductors/