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LIXIL、壁とほぼ同等の断熱性能を実現した高性能窓「レガリス」を発売
世界初(※1)「高性能5層ガラス」の窓を開発し、世界最高峰(※2)の断熱性能0.55W/m2・K(※3)を実現
高性能窓「レガリス」新発売
〜窓の持つ開放性はそのままに、壁とほぼ同等(※4)の断熱性能を実現〜
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、世界初「高性能5層ガラス」と「高性能フレーム」を開発し、世界最高峰となる断熱性能(熱貫流率)0.55W/m2・Kを実現した高性能窓「レガリス」を2016年4月1日から全国で発売します。
※1、2:2016年1月20日現在、自社調べ/市販サッシ(単一ガラス構造)における窓性能・仕様比較
※3:縦すべり出し窓(TF)16513 レガリス専用 5層ガラス(透明タイプ)社内試験値
※4:熱抵抗R2.2以上の断熱材85mmを充填相当(U値=0.53W/m2・K)
“窓のリーディングカンパニー”であるLIXILは、あらゆる角度から“最高の窓”を追求し、日々開発を進めています。今回開発した「レガリス」は、“最高の窓”として、窓に求められる開放性はそのままに、壁とほぼ同等の断熱性能を有しています。従来は窓の断熱性能が課題で、開口が大きくとれなかった空間でも、「レガリス」を使用すれば、より開口を大きくとりながら高断熱で快適な空間が実現します。
*施工例は添付の関連資料を参照
「レガリス」の開発にあたっては、LIXIL高性能窓の3つの技術コンセプトである「ガラス高性能化」「ガラス面積最大化」「フレーム高性能化」をベースにしています。
新たに開発した世界初の「高性能5層ガラス」は2mmと1.3mmの特殊薄板ガラスを使用した「スマートライト構造」の採用により、高断熱化と軽量化を両立しています。また、遮熱性の高いLow−Eグリーンガラスと透過性の高いLow−Eクリアガラスを組み合わせることで、耐久性に影響を及ぼすガラス内部の温度上昇を抑制しつつ、透明性も確保しました。さらに、ガラスを保持する専用樹脂スペーサー構造「バリアブルレイヤーシステム」の開発により、耐久性と構造の安定性を実現しています。
熱を通しやすいフレームの見付部分(正面から見えるフレームの幅)を細くし、ガラスの面積を従来品と比べて約5%(※5)拡大することで、断熱性を向上させながら採光性・意匠性を高めたほか、フレームの見込寸法を拡大し、中空層(ホロー)を増やすと共に、ホロー内に断熱材を入れることで、フレームの断熱性と耐久性を向上しています。
※5:「マイスターII」縦すべり出し窓 06013との比較
レガリスの開発段階で生まれた高性能窓の技術は、昨年発売した高性能樹脂窓「エルスターX」、高性能ハイブリッド窓「サーモスX」に先行採用しており、今後もさまざまな商品へ展開することで、2020年度までに高性能窓比率70%以上を実現します。
LIXILでは、窓のリーディングカンパニーとして、快適で健康に暮らせる「良い家」のために、住まいの快適さ・省エネをさらに一歩進める窓の開発を通して、日本の住宅の高性能化と低炭素社会の構築に貢献していきます。
<参考資料>
*添付の関連資料を参照
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社LIXIL(http://www.lixil.co.jp/)
本社:東京都千代田区霞が関3−2−5 霞が関ビルディング36階
一般の方から:
お客さま相談センター
TEL.0120‐126‐001