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日本産業機械工業会、11月の産業機械受注状況を発表
平成27年11月 産業機械受注状況
1.概要
本月の受注高は3,096億3,500万円、前年同月比102.8%となった。
内需は、2,088億8,000万円、前年同月比121.7%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比123.9%、非製造業向けは同131.5%、官公需向けは同118.3%、代理店向けは同101.3%であった。
増加した機種は、化学機械(143.2%)、ポンプ(111.0%)、送風機(119.7%)、運搬機械(133.7%)、変速機(101.2%)、金属加工機械(216.4%)、その他機械(142.5%)の7機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(96.3%)、鉱山機械(87.8%)、タンク(30.8%)、プラスチック機械(80.2%)、圧縮機(89.1%)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,007億5,500万円、前年同月比77.8%となった。
プラントは2件、166億2,400万円、前年同月比135.4%となった。
増加した機種は、化学機械(234.8%)、運搬機械(120.1%)、変速機(101.8%)の3機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(54.7%)、鉱山機械(53.3%)、タンク(本月の受注がないため、比率を計上できず)、プラスチック機械(98.7%)、ポンプ(70.9%)、圧縮機(60.1%)、送風機(95.1%)、金属加工機械(33.6%)、その他機械(97.6%)の9機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
[1]ボイラ・原動機
外需の減少により前年同月比70.1%となった。
[2]鉱山機械
窯業土石、外需の減少により同81.1%となった。
[3]化学機械(冷凍機械を含む)
化学、外需の増加により同155.0%となった。
[4]タンク
石油・石炭、その他非製造業の減少により同28.9%となった。
[5]プラスチック加工機械
化学の減少により同89.5%となった。
[6]ポンプ
外需が減少したものの、官公需、代理店の増加により同100.6%となった。
[7]圧縮機
外需の減少により同73.4%となった。
[8]送風機
官公需の増加により同116.7%となった。
[9]運搬機械
電力、運輸・郵便、外需の増加により同127.9%となった。
[10]変速機
鉄鋼、造船、建設の増加により同101.3%となった。
[10]金属加工機械
外需の減少により同75.0%となった。
※以下の資料は添付の関連資料「平成27年11月 産業機械受注状況」を参照
・(表1)産業機械 需要部門別受注状況
・(表2)産業機械 機種別受注状況
・(表3)平成27年11月 需要部門別機種別受注額