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デロイト トーマツ コンサルティング、「世界モバイル利用動向調査」第2部を発表
日本では起床直後・就寝直前の携帯電話利用割合が高い
デロイト「世界モバイル利用動向調査2015」第2部デバイス利用状況・モバイル送金/決済・IoT/スマートデバイス編
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社は、世界30ヶ国49,000人を対象に実施した「世界モバイル利用動向調査」をもとにした、日本、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、中国、インド、シンガポール、ブラジルとの比較分析結果をまとめました。
調査では、デバイスの所有/利用動向、携帯電話事業者の選択理由のほか、携帯電話・スマートフォンの利用動向、モバイル決済やIoTに関する利用状況などについて調査を行っています。今回発表の第2部では以下のようなトピックスを取り上げています。
なお、レポートの詳細ウェブサイト(http://www.deloitte.com/jp/mcs2015v2)をご覧ください。
■調査レポートのサマリーと主なトピックス
日本の携帯電話ユーザーは、起床直後から就寝直前まで携帯電話を利用する比率が他の先進国より高く、相対的に依存度が高い傾向にある
スマートフォンでのアプリ利用は他の先進国同様に多く、今後更なるスマートフォンシェアの拡大により、アプリ・サービス市場の発展や新たなビジネスの創出が期待される
●デバイスの利用状況
・日本では、起床後直ちに携帯電話を確認するユーザーの比率が20%であり他の先進国より高い(図1)
・日本では、就寝直前まで携帯電話を確認するユーザーの比率が15%であり携帯電話への依存度が高い(図2)
・一方で、日本でも1日の携帯電話の確認回数が10回以下である携帯電話への依存度がさほど高くないユーザーも4割程度存在する(図3)
●スマートフォンの利用状況
・日本のスマートフォンユーザーのうち、アプリをダウンロードしたことがある比率は9割超、アプリを購入したことがある比率は5割程度であり、他の先進国と同程度である(図4、図5)
・そのうちスマートフォンでアプリ/ゲームを購入するユーザーが18%程度であり、そのうち1001円以上支払っている比率は13%存在する(図6)
●モバイル決済/IoT
・日本では、携帯電話を使用した支払いはファーストフード・交通機関・食料品などの小額決済での利用に多い(図7)
・日本では、ネットワークに接続しているゲーム機やスマートテレビなどのスマート家電の普及率は他の先進国より低い(図8)
また、レポートではその他に、日本におけるスマートフォンユーザー、フィーチャーフォンユーザー比較も行っています。
※図1〜8は添付の関連資料を参照
【世界モバイル消費者調査について】
「世界モバイル利用動向調査2015」は、デロイトのテクノロジー・メディア・テレコムプラクティスによって実施されたグローバル調査です。本レポートはグローバル調査をもとに日本のテクノロジー・メディア・テレコムインダストリーによって作成されました。第1部はデバイス所有・通信環境、第2部はデバイス利用状況・モバイル送金/決済・IoT/スマートデバイスについて分析しています。(第1部は公開中)
■調査概要
・調査形式:PCによるオンラインアンケート
(デロイトが設計した調査項目をもとに外部調査会社にて実施)
・対象国:全30ヶ国
・人数:49,000人
・年齢:18歳以上
・期間:2015年5月から2015年8月
■本レポートで使用したデータにおける主要な留意点
・日本、イギリス、フランス、ドイツ、シンガポールについては、その国の年齢・性別・地域・社会経済状況を反映したデータとなっています。
・ロシア、中国、インド、ブラジルについては、調査方法がオンライン調査であったことが影響し、都市部高所得者層の回答比率が高いデータとなっています。
・サンプル数は、イギリス4,000、その他各国2,000となっています。
・本調査はウェイトバック集計後の数値で表記しています。
デロイト トーマツ グループは日本におけるデロイト トウシュ トーマツ リミテッド(英国の法令に基づく保証有限責任会社)のメンバーファームおよびそのグループ法人(有限責任監査法人 トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ税理士法人およびDT弁護士法人を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは日本で最大級のビジネスプロフェッショナル
グループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査、税務、法務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー等を提供しています。また、国内約40都市に約8,500名の専門家(公認会計士、税理士、弁護士、コンサルタントなど)を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト(http://www.deloitte.com/jp)をご覧ください。
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