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商船三井テクノトレード、バルカー艙内メンテナンス用足場のケープサイズ・幅広船型向け新タイプを販売
バルカー艙内メンテナンス用足場
ケープサイズ/幅広船型向け新タイプを開発及び本格販売開始
商船三井テクノトレード(株)は、これまでバルクキャリアー船艙内のメンテナンスを目的とした簡易的な高所作業用組立足場として、自立型メンテナンス足場5段(高さ:9.8m)、6段(高さ:11.7m)、7段(高さ:13.5m)と3種類の足場を販売展開し、100隻以上の納入を行っている。しかし、従来の3種類の足場ではケープサイズ/幅広船型ではホッパーの長さの対応できず、サイドフレームとの距離があり作業困難であった。
その不便性に対応すべく研究開発を行い、この度2011年3月末よりケープサイズ/幅広船型に対応できる大型7段足場を本格的に販売開始することとなった。
今回開発した大型7段足場の特長は、張り出し部を1スパン部材と追加部材を加えることによりホッパーの長い船舶においても対応が可能となり、従来型のメンテナンス足場と同様の共通部材(アルミ材)を使用し、移動式(キャスター付)の設計構造となっている。
今後は従来の足場同様に販売の拡大を行っていく。
また、PMA対応点検足場に関しても、更にPMA規則の基づき改良並びに価格低減を行った1列式足場を2010年初旬より本格販売を開始し、すでに40隻以上受注している。
尚、PMA点検足場は財団法人日本海事協会殿より適合証明書を取得している。
※参考画像は、添付の関連資料を参照