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キャタピラージャパン、オフロード法2014年基準クリアのCat D7E ブルドーザーを発売
オフロード法2014年基準をクリアするディーゼルエレクトリックブルドーザを新発売
※参考画像は添付の関連資料を参照
キャタピラージャパン株式会社(会長:竹内 紀行、社長:ロバート・ベネケ)は、土木、造成工事等において高い能力を発揮し、オフロード法2014年基準をクリアする環境性能を備えたCat D7E ブルドーザ(運転質量 乾地車28,050kg/湿地車28,400kg)を7月21日より発売します。
今回発売するCat D7E ブルドーザ(オフロード法2014年基準)は、Cat D7E ブルドーザ(オフロード法2011年基準)の後継機で、優れた生産性と燃料消費量の低減により、大幅に燃料生産性を向上しています。また、先進の排出ガスクリーン化技術により、オフロード法2014年基準をクリアする環境性能を備えています。このほか、安全性やオペレータ環境も向上するなど、あらゆる面でお客様の成功を支援する卓越した製品品質を誇っています。
Cat D7Eの主な特長は次のとおりです。
1.お客様の運転経費を低減する優れた燃料生産性と作業効率
(1)ディーゼルエレクトリックドライブシステム(注)を採用することにより、卓越した作業効率と押し土性能を発揮し、生産性と燃料効率を飛躍的に向上しています。また、燃料消費量と部品点数を減らすことにより、保有経費と稼動経費を削減しお客様の利益に貢献します。
(2)一定時間アイドリング状態が続くと自動的にエンジンを停止させ、燃費・CO2排出量を低減します。燃料コストを抑えたいというお客様のニーズにお応えします。
(3)新たにトラクションコントロールシステムを標準装備。これにより、トラックスリップを低減し、生産性の改善や足回り部品の摩耗軽減を実現します。
(4)ブレードに搭載したセンサにより、整地中の車体の姿勢に応じてブレード位置を上下させ、レベルが一定になるように自動調整をするステーブルブレードを標準装備しています。オペレータのブレード操作を補助し、より少ない労力での整地作業に貢献します。
(注)ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、発電した電気をパワーインバータ等の制御装置で制御のうえ、走行モータに供給し駆動させるシステム。従来のパワートレインのようにトルクコンバータやトランスミッションが存在しない構造となっている。
2.オフロード法2014年基準をクリアする環境性能
(1)窒素酸化物(NOx)を低減するシステムとして「NOxリダクションシステム」および尿素SCRシステムを採用。NOxリダクションシステムは、排出ガスの一部を、冷却して吸気側に循環することで、燃焼温度を低下させ、NOxの排出を低減します。また、尿素水の化学反応を利用した尿素SCRシステムにより、NOx排出量のさらなる低減を実現します。
(2)ディーゼル酸化触媒(DOC)およびディーゼルパーティキュレートフィルタ(DPF)からなる「Catクリーンエミッションモジュール」が一酸化炭素、炭化水素、粒子状物質(PM)を低減・除去します。さらに、PM除去過程でDPFに堆積するすすを取り除くために、DPF再生システムを有しています。
(3)上述の排出ガスクリーン化技術により、最新の排出ガス規制であるオフロード法2014年基準をクリアする環境性能を備えています。
3.安全性/サービス性
(1)給油用ラダーを装備し、燃料の給油や窓ガラスの清掃などのメンテナンス作業時の安全性を確保しています。また、リアルタイム傾斜状況表示機能により、横断・縦断勾配を常に把握でき、安全な作業が可能です。
(2)シートベルトが未装着の場合はディスプレイに警告ランプが点灯します。これによりシートベルト装着忘れを防止できます。
(3)Catプロダクトリンクを標準装備。警告情報や部品交換時期の確認ができるため、車両の管理やダウンタイムの削減に貢献します。
4.Cat D7Eの主な仕様
※添付の関連資料を参照
5.標準販売価格(港裸渡し)
・Cat D7E ブルドーザ 乾地車(STD):57,270,000円
・Cat D7E ブルドーザ 湿地車(LGP):58,210,000円
*記載価格は税抜き
以上