Article Detail
ZMP、人間の動作と対象物の動きを同時計測可能なモーションキャプチャシステムを販売
人間の動作と作業対象の動きを同時に計測可能な
モーションキャプチャシステム
「ZMP IMU−Z Body Motion センサパッケージ」販売開始
−小型ワイヤレスセンサを全身と作業対象物の取付け同期計測。
ドライバーの動作とステアリングの動きの同期計測など。ヒューマンマシンインタフェースの研究開発に−
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒)は本日、人間の動作と作業対象の動きを同時に計測可能なモーションキャプチャシステム「ZMP IMU−Z Body Motion センサパッケージ」の販売を開始致しました。
本製品は、3軸加速度・3軸ジャイロ・3軸地磁気センサを搭載した小型モーションセンサを17個と、任意の対象物に取付可能なセンサ1個、専用全身スーツ、計測用機器、および、ソフトウェア開発環境から構成され、すぐにモーションキャプチャシステムの構築ができます。
価格は一般 259.8万円(税別)、アカデミック 207.8万円(税別)で、本日より受注を開始いたします。
人間の動作計測は様々な分野でニーズがあります。身体にマーカを取り付け複数のカメラで計測する光学式のモーションキャプチャも存在しますが、高価であること、また、カメラの設置してあるスタジオでないと計測ができない、といった課題があります。本製品は、小型センサを全身と作業対象物に取付け、ワイヤレスで計測が可能なため、場所にとらわれず計測が可能です。例えば、自動車分野では、ドライバーの全身にセンサを取り付け、ステアリングにセンサを取り付けることで、ドライバーの運転動作とステアリングの動きを同期して計測が可能です。そのほか、乗員の乗降動作とドアの動きの計測や、自動車以外の分野でも、工場での作業者の動作と対象物の動きの把握などで、様々なシーンでご活用頂けます。
全身モーションキャプチャシステム ZMP IMU−Z BodyMotion センサパッケージ
http://www.zmp.co.jp/products/imu-z_bodymotion
*参考画像は添付の関連資料を参照
【特徴】
>カメラを用いず、小型モーションセンサを使用するため、死角がなく、また、場所にとらわれず計測が可能。
>各センサにIDが付与されているため、計測点の取り違いが発生しない
>17個のセンサから取得した姿勢データと運動学とを組み合わせ、各部位の姿勢を表示
>作業対象物などに取り付けた1個(最大3個まで対応)のセンサの姿勢データも同期計測
>モーションキャプチャシステム構築に必要な機能(3D表示、信号フィルタリング、姿勢推定器、運動学、行列、クォータニオン演算)をソフトウェア開発環境として提供
>データはBVH形式で保存可能
>すぐにシステム構築が可能となるよう、センサ20個、全身スーツ、計測機器、ソフトウェア開発環境をセットとし、リーズナブルな価格で提供
【価格】
一般 259.8万円、アカデミック 207.8万円(税別)
(内容)
センサ 18個(全身用 17個+任意取付用 1個)、電源・ケーブル、開発環境(IMU−Z SDK)、全身スーツ、計測機器(Windows PC)
※上半身のみ、下半身のみのセット販売もしております。お問い合わせください。
*主な仕様などは添付の関連資料を参照