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ムトーエンジニアリング、パーソナル3Dプリンター「MF−2200D」を発売

2015-06-11

自社開発高速デュアルヘッド搭載パーソナル3Dプリンタ
「MF−2200D」を発売


 MUTOHホールディングス傘下で、設計・製図機器やCADソリューション事業を展開している株式会社ムトーエンジニアリング(本社:世田谷区、社長:阿部要一、以下:ムトーエンジニアリング)は、自社で開発・製造したパーソナル3Dプリンタ「MF−2200D」を2015年7月より販売開始いたします。

 今般発売を開始いたします「MF−2200D」は、昨年発売いたしましたデュアルヘッドで造形エリア300mm×300mm×300mmを実現した「MF−2000」の造形サイズをそのままに、大熱容量で溶解積層能力を高めた自社開発の高速ヘッドを搭載し、さらに精密な造形を可能にしたモデルです。

 ・製品画像は添付の関連資料「製品画像1」を参照

 「MF−2000」シリーズは、ビジネスユースや教育機関様でのご利用が多く、造形の精度と速度に対するご期待・ご要望が多いことから、「MF−2200D」は、より高速で高精度を目指して開発し以下の特徴を有します。


◆機能性重視の外観設計
 全面上部に配置されたフィラメントリールは、デザイン性よりも機能性を重視し、フィラメント交換や積層中の状況を把握しやすい様に設計致しました。

◆デュアルキャリッジ方式
 2つのヘッドを分離させ、それぞれのヘッド部分が作業終了後、造形エリアから離れて待機する「デュアルキャリッジ」方式を取り入れました。これにより、ヘッドの軽量化による軸移動の高速化と、異なるフィラメントによる造形作成時に発生しやすい「ゴミ」の付着を抑える効果が期待でき、造形精度が向上いたしました。

 ・製品画像は添付の関連資料「製品画像2」を参照

◆国産自社製ヘッドを搭載
 大熱容量を安定的に維持できるように開発した国産自社製ヘッドを搭載することで、造形スピードが1.2倍(当社比)の高速化を実現しました。

XYZ駆動方式の変更
 「MF−2000」で採用していましたテーブルがY軸を移動する方式から、XY軸を固定させZ軸としてテーブルを上下移動する駆動方式に変更することで、更なる安定造形と静粛性も向上いたしました。

◆解像度、メンテナンス性向上、省スペースなど
 初代機から継承されている筐体の高剛性化もさらに向上させ、造形時の振動軽減にも配慮することによりX、Y、Z軸のズレを最小限に軽減、積層レイヤー50ミクロンの高解像度造形を実現し、ヒーター付き造形テーブルなど、造形物の定着を安定させる機能も継続採用しております。
 電気回路ブロックと造形エリアを分離したことにより、クリーニング作業や、メンテナンス性も向上いたしました。また、奥行きを680mmに抑え、脚の位置を60センチのテーブルにも置けるように工夫を加えました。

 引き続き、初めての方でも理解しやすい完全日本語対応。またMUTOHカスタマーセンターによる「安心サポート」で購入後も安心してご利用いただけます。


 「MF−2200D」の販売価格は50万円(税別)。
 初年度販売予想は1千台を想定しております。

 また、販売開始に先立ち「西日本製造技術イノベーション2015」(九州、6/17〜)ならびに「設計・製造ソリューション展」(東京、6/24〜)にて、参考出展を予定しております。


以上


 ・参考画像は添付の関連資料を参照


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イノベーション レイヤー 教育機関 世田谷区 CAD XYZ

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