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リオン、振動レベルと振動加速度レベルの同時測定が可能な振動レベル計を発売
振動レベルおよび振動加速度レベルの同時測定が可能
JIS C 1517:2014や平成27年新基準による検定に適合
振動レベル計「VM−55」を発売
リオン株式会社(社長:清水健一、本社:東京都国分寺市、東証1部 コード:6823)では、振動レベルおよび振動加速度レベルの瞬時値や時間率レベル、時間平均レベル、最大値・最小値を3方向同時に測定できるとともに、「JIS C 1510:1995」、「JIS C 1517:2014」や平成27年新基準による検定に適合する振動レベル計「VM−55」を2015年6月1日から発売します。
今回発売する「VM−55」は、本体と付属の3方向振動ピックアップ(PV−83C)で構成されており、「VM−53/53A」の後継機として諸機能を継承するとともに、振動レベルおよび振動加速度レベルの同時測定や防塵防水性能IP54(本体)の実現、最大32GBの大容量SDカード対応、USB端子やI/O端子を用いたコンピュータ通信が可能になるなど様々な新機能を搭載しています。
振動レベル計は、おもに振動公害に関する地盤振動の測定に用いられ、人体振動感覚特性で補正した振動レベル(鉛直、水平)を計測することができ、また構造物の微振動計測などにも応用できます。
○展開商品
振動レベル計「VM−55」
初年度販売台数(計画):2,000台
メーカー希望小売価格:380,000円(検定付き、消費税別)
※商品画像は添付の関連資料を参照
○主な特長
・振動レベルおよび振動加速度レベルの瞬時値や時間率レベル、時間平均レベル、最大値、最小値を3方向同時に測定でき、測定結果は本体内部メモリ、もしくはSDカードに記録されます。
・計量法および日本工業規格の「振動レベル計」(JIS C 1510:1995)、「振動レベル計−取
引又は証明用」(JIS C 1517:2014)に適合しています。
・平成27年新基準による検定に適合しています。
・オプションプログラム(別売)をインストールすればSDカードへの長時間の連続データ自動記録、コンパレータ出力機能、1/3オクターブバンド実時間分析、波形収録にも対応できます。
・3方向(X/Y/Z軸)独立した信号出力端子を持っているので、レベルレコーダや分析器、データレコーダに接続できます。
・コンピュータとの通信はI/O端子またはUSB端子を利用します。USBはストレージ対応であるため、コンピュータに接続すると本器がリムーバブルディスクとして認識されます。
・最大32GBの大容量SDカードに対応しており、測定データはCSV出力やExcelなど表計算ソフトで扱えます。
・防塵防水性能IP54を実現しています。
・カラー液晶を採用しています。
・単三形乾電池を使用時は27時間動作可能な省力設計です。さらに環境にも配慮し、ニッケル水素充電池が使用でき、乾電池の廃棄量削減に寄与します。外部電源の接続も可能で、さらに長時間の測定が行えます。
○主な使用用途
振動公害に関する地盤振動の測定(建設工事、工場振動、道路交通振動、など)
○平成27年新基準について
平成27年11月から、計量法の改正された検定検査規則が施行され、型式承認と検定の基準が新しくなります。VM−55は、「JIS C 1517:2014 振動レベル計−取引又は証明用」に適合するため、新しい検定の基準に適合しています。
○本件に関するお問合せ先○
・お客さま
リオン株式会社 音響振動計測器営業部
TEL:042−359−7887
FAX:042−359−7458