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新日鉄住金エンジニアリング、山葵沢地熱発電所向け蒸気生産・熱水還元設備工事を受注
山葵沢地熱発電所向けの蒸気生産・熱水還元設備工事の受注について
新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:高橋 誠、本社:東京都品川区 以下、当社)エネルギーソリューション事業部(常務執行役員 事業部長:島貫 靖士)は、秋田県湯沢市(山葵沢地域及び秋ノ宮地域)において、湯沢地熱株式会社(取締役社長:佐藤 敏之、本社:秋田県湯沢市)が開発を進めている山葵沢地熱発電所向けの蒸気生産・熱水還元設備の設計・施工を受注いたしました。
同発電所は、発電容量(規模)として42,000キロワットを見込んでおり、環境影響評価を必要とする7,500キロワット以上の大規模地熱発電所の建設としては、国内で約20年ぶりの案件となります。
当社は、これまでに国内17箇所の大規模地熱発電所の内、9箇所の蒸気生産・熱水還元設備の設計・施工に携わっており、この豊富な実績に加え電気事業法に準じた大口径管の供給や高い配管溶接技術を含めた新日鉄住金グループの総合力が湯沢地熱株式会社より高く評価され、今回の受注に至りました。
国内に豊富な資源を有する地熱発電は、東日本大震災による深刻なエネルギー危機以降、安定的に電気を産み出す再生可能エネルギーとして、官民連携しその利用拡大を推進しています。
当社は、これまでの蒸気生産・熱水還元設備の設計・施工に加え、地熱電力の買取り、地熱資源の地産・地消に関わる設備の供給、並びに地熱資源の利用拡大を可能とする新技術開発を通じて、地熱発電の更なる利用拡大に貢献して参ります。
以上