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日本情報通信、SoftLayerをより使いやすくするオリジナルツール「kumade」を無償で提供開始
日本情報通信、SoftLayerをより使いやすくする
オリジナルツール「kumade」を無償で提供開始
〜標準管理ポータルにはない便利な機能で日本のユーザーの使い勝手向上〜
日本情報通信株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:廣瀬雄二郎、以下 NI+C)は、IBMのIaaS型クラウドサービス「SoftLayer(ソフトレイヤー)」の使い勝手を良くするオリジナルツール「kumade(クマデ)」を本日より無償で提供(※1)開始します。これにより、SoftLayer利用企業のシステム担当者やパートナー企業(※2)の管理者は、標準管理ポータルでは提供されていない機能を日本語で使用することができ、SoftLayerをより簡便に利用し管理することが可能になります。
SoftLayerはベアメタルサーバー(※3)が選択可能なグローバルに展開する高機能クラウドサービスですが、グローバルなサービスだからこそ使用する際の高いハードルがあります。そこで、NI+Cは日本国内のSoftLayer販売実績ナンバー1(※4)ならではのナレッジにより、日本のユーザーの使い勝手を良くする便利ツール「kumade」を提供開始します。利用者別に「kumade advantage(クマデ アドバンテージ)」と「kumade bind(クマデ バインド)」の2種類のサービスを用意しています。「kumade advantage」はSoftLayerの利用者向けで、SoftLayerの標準管理ポータルで不足している機能を提供します。「kumade bind」はパートナー企業向けで、SoftLayerアカウントの制御や請求処理のサポート機能などを主にしたサービスです。パートナー企業が販売を推進し、複数の顧客管理をするために役立つ機能を提供します。
1.「kumade」の主な搭載機能
「kumade advantage」および「kumade bind」の主な機能は次の通りです。
■「kumade advantage」の主な機能
(1)ダッシュボード(リソース状況一覧表示機能)
現在のサーバー状況などを一元的に表示するダッシュボード機能で、各サーバーの簡易的なコントロールや管理ポータル画面へのショートカットが行えます。
(2)リソース・コレクション(契約情報一覧表示機能) ※2015年秋提供予定
現在契約しているリソースを容易に調べることが可能で、構成を管理していく上で必要な情報を得たり、不要なリソースを確認したりすることが可能です。
(3)パラメーターシート自動作成機能 ※2015年夏提供予定
サーバーの設定内容をExcelファイルとして取得できる機能で、利用者の使い勝手が向上します。
■「kumade bind」の主な機能
(1)アカウント・クリエーション(アカウント自動作成機能)
複数の顧客に対して、適切な権限を持つユーザーアカウントを自動的および定型的に素早く作成することができます。
(2)インボイス・コレクション(請求情報確認機能)
パートナー企業の管理すべき複数の環境すべての請求処理の一元管理が可能になります。請求金額の変動や内訳を顧客ごとログインすることなしに確認することが可能になります。
(3)デリバリー・ノーティフィケーション(メール転送機能)※2015年夏提供予定
SoftLayerから発行される通知を顧客にメール転送することが可能です。
(4)クレジット・マネージメント(支払処理サポート)※2015年夏提供予定
パートナー企業に必要なSoftLayerへの支払処理をサポートします。
2.今後の展開
SoftLayerから連絡されるメンテナンス情報だけでなく、パートナー企業のビジネス情報などを盛り込んで、顧客宛にメールマガジンとして配信する機能など、今後は特にパートナー企業用の機能を拡充していく予定です。
*画面イメージは添付の関連資料を参照
※1. 複数の顧客に対して、適切な権限を持つユーザーアカウントを自動的および定型的に素早く作成することができます。
※2. パートナー企業:ここで言うパートナー企業とは、NI+CとSoftLayer販売代理店契約を締結した企業を意味します。
※3. ベアメタルサーバー:クラウドで一般的な仮想サーバーとは異なり、リソースを専有する物理サーバーのこと。
※4. NI+CはIBMより「2015 GTS Business Partner Leadership Award」における『2015 Cloud Managed Services Leadership Award for Japan IOT winner』を授与されました。この賞は、2014年の売り上げと対前年比伸び率において、全世界を8つに分けた各地域のトップパフォーマーのパートナーに対して贈られるもので、NI+Cは日本国内におけるSoftLayerのトップセラーとして評価されました。
http://www.niandc.co.jp/info/20150421.html
<<「kumade」の名の由来>>
「kumade(クマデ)」は、商売繁盛を祈願する縁起物としての「熊手」より発想を得、利用者がサーバーなどの情報を「かき集める」ことが出来るように、またパートナー企業がビジネスを「かき集める」ことができるように願って名付けられました。加えて、SoftLayerの特徴である「bare metal(ベアメタル)」の“ベア”と「bear(熊)」の“ベア”を掛け合わせています。
<<NI+Cクラウドインフォメーションサイトのご紹介>>
http://niccloud.niandc.ne.jp/
【日本情報通信株式会社】
日本情報通信株式会社(NI+C)は、1985年に日本電信電話株式会社(NTT)と日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)の合弁会社として設立されました。システム開発から基盤構築、ネットワークサービス、運用保守までをトータルに、お客様ニーズに最適なICTソリューションを提案、提供し、さまざまな業界における大規模システムの経験が豊富です。現在、成長ビジネスとして、ハイバリュー・ソフトウェアを活用したソリューション事業や、クラウドサービスをはじめ、EDI(電子データ交換)を含むネットワークサービスを展開。お客様の経営課題解決に貢献できる真のベストパートナーを目指しています。
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