キユーピーなど、包装材の外装フィルムで賞味期限など消えない・読みやすい文字に改良

＜大日本印刷と共同で、包装材を開発＞
外装フィルムの賞味期限などを
消えない・読みやすい文字へと改良
「キユーピー　マヨネーズ」などの商品群に順次採用


　キユーピーは、大日本印刷株式会社（東京都新宿区、代表取締役社長　北島義俊）と共同開発した包装材を採用し、商品の外装フィルムに印字される賞味期限などを、消えない・読みやすい文字へと改良します。「キユーピー　マヨネーズ」をはじめとする主力商品への採用を順次進め、商品の使いやすさの向上につなげます。

　共同開発したのは、インキとフィルム材料の改良により生まれた新たな包装材で、フィルムとフィルムの間に塗布したインキにレーザーを照射すると、インキが黒色に発色し、文字などが印字される仕組みです。フィルムの内側に塗布したインキが発色するため、印字部分の外側に物が接触するなどの原因により印字が消える心配がありません。
　また、フィルムの選定とインキの接着強度を最適に設定することにより、濃度をあげての印字が可能になり、文字の視認性が高まりました。これにより、加工食品の製造時に印字する賞味期限などの文字を鮮明に表示することができます。また、ユニバーサルデザインの観点から、印字の字体を新たに開発し、読みやすさを向上させました。

　キユーピーではこの包装材を、外装フィルムのある軟質ボトル入りの商品群に採用していきます。すでに「キユーピー　マヨネーズ」「キユーピーハーフ」など主力商品への採用を進めており、２０１５年内に業務用商品を含む８９品への導入を予定しています。

　※参考画像は添付の関連資料を参照


【新たな包装材を用いたレーザー印字の特徴】
　・フィルムの内側でインキが発色するため、外側からの摩擦等で印字が消えません
　・読みやすさに配慮した新しい字体を採用しました

　※参考資料は添付の関連資料を参照