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IDC Japan、2015年〜2019年の国内製品別IT市場予測を発表
国内製品別IT市場予測を発表
・2015年 国内IT市場規模は、14兆6,435億円、前年比成長率マイナス0.5%
・2015年 国内ハードウェア市場規模は、6兆5,508億円、前年比成長率マイナス4.0%
・2015年 国内ITサービス市場規模は、5兆2,827億円、前年比成長率1.8%
・2015年 国内パッケージソフトウェア市場規模は、2兆8,100億円、前年比成長率3.9%
IT専門調査会社IDC Japan株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1−13−5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03−3556−4760)は、2014年第4四半期(10〜12月)の実績、および最新の景気動向などに基づき2015年〜2019年の国内製品別IT市場予測を発表しました。
これによると2015年の国内IT市場規模は、14兆6,435億円、前年比成長率はマイナス0.5%と予測します。国内IT市場を構成する国内ハードウェア市場、国内ITサービス市場、国内パッケージソフトウェア市場の2015年の市場規模と前年比成長率は、それぞれ6兆5,508億円、マイナス4.0%、5兆2,827億円、1.8%、2兆8,100億円、3.9%と予測します。国内IT市場に国内通信サービス市場を加えた国内ICT市場の2015年の市場規模は25兆3,700億円、前年比成長率はマイナス1.2%と予測します。
2015年は、前年の国内IT市場の成長を押し上げたPC市場が大幅なマイナス成長となるものの、スマートフォン市場が高い成長率を見込むことで相殺され、0.5%のマイナス成長にとどまります。
国内IT市場の2014年〜2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は1.1%、国内ICT市場のCAGRはマイナス0.1%と予測しています。2019年の国内IT市場規模は15兆5,355億円、国内ICT市場規模は25兆5,551億円と予測します。第3のプラットフォーム市場における2013年〜2018年のCAGRは5.0%、第2のプラットフォーム市場はマイナス2.6%と予測します。
2015年は、景気が回復基調にあるにもかかわらず、国内IT市場成長率は微減を予測しています。国内企業の景況感もまだ本格的に上向いておらず、多くの企業では未だ大規模なIT支出増に結びついていません。今後企業の本格的な事業成長をもたらすには、第3のプラットフォームの戦略的活用など、従来とは異なるICTの活用が重要となります。IDC Japan ITスペンディンググループマネージャーの廣瀬弥生は「ITベンダーは、従来の基幹システム中心のICTという考え方を見直し、ユーザー企業の事業成長のためのICT活用をリードしていくべきである」と分析しています。
今回の発表はIDCが発行したレポート「国内製品別IT市場2014年第4四半期までの実績と2015年〜2019年の予測」(15110301)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内IT市場および国内通信サービス市場を製品セグメント別に分類し、市場動向と市場規模の予測を行っています。また、第3のプラットフォームにおける個々の市場規模及び成長率とマーケットニーズ状況、世界IT市場の動向などを分析しています。
【レポートの詳細についてはIDC Japanへお問い合わせください】
<参考資料>
国内製品別IT市場実績と予測:2014年〜2019年
・添付の関連資料を参照
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