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大塚メディカルデバイス、泌尿器科領域における革新的医療機器の創出を目指し「リリアム大塚」を設立
泌尿器科領域における革新的医療機器の創出を目指し
新たな事業会社「リリアム大塚」を設立
大塚ホールディングス株式会社の100%子会社である大塚メディカルデバイス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:白藤泰司)は、新たな医療機器事業として、膀胱内の尿量を、無侵襲で測定するセンサ技術の開発を進めることを決定しましたのでご報告します。
これまで大塚に於ける医療機器事業としては、消化器科、循環器科、整形外科などの領域で、製品開発や事業会社への投資活動を行って参りましたが、泌尿器科領域、中でも社会的、医療上のニーズが大きいとされる排尿に関する製品開発を行う為に、ユリケア株式会社(以下、ユリケア)と業務提携し、新たな事業会社として株式会社リリアム大塚(以下、リリアム大塚)を設立しました。
この度、ユリケアと国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)が共同保有する「超音波尿量センサ」技術を用いた製品の研究開発、製造販売を進める為、本日、産総研、ユリケア、リリアム大塚の3者間で契約締結に至りました。
我が国では超高齢社会を迎え、健康寿命の延伸が社会的課題となっていますが、その中でも排尿管理は、患者さんの在宅復帰を左右し、看護や介護業務の負担が大きいと言われており、この領域における革新的な医療機器を提供することにより、多くの患者さんや、看護・介護に携わる方々に貢献出来ると考えています。
我々は、‘Otsuka−people creating new products for better health worldwide’という企業理念のもと、革新的な製品開発による市場創造を通じて、世界の人々の健康に貢献してまいります。
※製品概要と会社概要は添付の関連資料を参照