ＮＴＴビズリンク、クレジットカードなどの明細の自動取り込みを可能にした口座情報集約サービスをソニー銀行に提供

ＮＴＴビズリンクがアカウント・アグリゲーション
連動型家計簿サービスをソニー銀行に提供開始



　エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長　月間　郁夫、以下「当社」）はアカウント・アグリゲーションサービス（注１）「Ａｇｕｒｉｐｐａ（アグリッパ）」の新機能として銀行、クレジットカード、ＥＣの明細情報の自動取り込みを可能としたアカウント・アグリゲーション連動型家計簿を商用化し、２０１１年３月１４日よりソニー銀行株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長　石井　茂、以下「ソニー銀行」）に提供いたします。

（注１）アカウント・アグリゲーションサービスとは、ご利用者がインターネット上で利用する金融機関等サイトのログインＩＤとパスワード等を登録することで、複数の口座情報を集約して一括表示するサービスをいいます。

【ＵＲＬ】http://agurippa.com/


記


１．Ａｇｕｒｉｐｐａ家計簿構想

　現在、家計簿は、日々の支出等の情報を小まめに「紙の家計簿」「表計算ソフト」「家計簿ソフト」等に記帳することが主流です。しかし、多くのご利用者は忙しい毎日の中で家計簿をつけることは「面倒」だと感じております。そこで当社は、アカウント・アグリゲーション連動型家計簿サービスを様々な顧客企業様を通して提供することにより、これまで家計簿の最大の課題であった「面倒」を解消し、誰もが簡単に家計簿をつけることができるようにしたいと考えております。

　今後ネット家計簿の展開を通して、消費情報の電子化や電子化された消費情報の個人還元を後押しし、全ての消費情報を自己管理できる社会の実現を目指します。そして現在の半自動記帳を完全自動記帳に進化させたいと考えております。


２．Ａｇｕｒｉｐｐａ家計簿の主な機能

　ご利用者の銀行・クレジットカード、ＥＣ等の明細情報を簡単に家計簿に取り込み、多彩な分析（明細集計、支払内訳、収支推移、目標達成状況）も行うことができます。主な機能は以下の通りです。

（１）情報入力機能
　・家計簿情報及び資産負債情報の自動取込
　・家計簿情報の手入力
　・よく買う物登録、選択
　・費目自動振分
（２）情報管理機能
　・カレンダー表示
　・収支リスト表示
　・資産、負債管理
（３）情報分析機能
　・明細集計
　・支払内訳
　・収支推移
　・目標達成状況
　・資産推移


３．セキュリティ対策について

（１）ご利用者が登録した情報取得先のログインＩＤおよびパスワード等は、当社がデータセンタビジネスで長年培ってきた技術力・オペレーション力と実績をベースとした高いセキュリティ（ＦＩＳＣ安全対策基準（注２）に準拠したサービス運営・管理、情報の暗号化等）で保護されておりますので、安心してご利用いただけます。

（２）ご利用者が取得する情報は、ご利用者が自らの端末操作によって登録されたものに限ります。また、コンテンツサイトからの情報取得は、ご利用者が自ら端末操作を行った際、及びご利用者の同意に基づきシステムが自動更新処理を行った場合に限ります。

（注２）「ＦＩＳＣ安全対策基準」とは、財団法人　金融情報システムセンターが金融機関等のよりどころとなる共通の安全対策基準として発行しているガイドラインであり、設備・運用・技術に関連した項目が策定されています。


４．今後の展開について

（１）情報取得先の拡大
　現在、アカウント・アグリゲーションサービス「Ａｇｕｒｉｐｐａ」では情報取得先として銀行、クレジットカード、ＥＣ、証券、外国為替証拠金取引等の様々な種類のサイトの情報を取得しておりますが、今後更に、電子マネー系サイトへの対応を予定しております。

（２）スマートフォン対応
　現在、アカウント・アグリゲーションサービス「Ａｇｕｒｉｐｐａ」ではＰＣ及び携帯電話のＷｅｂサイトにてご利用頂けますが、今後はスマートフォンのアプリ対応を予定しております。


【当社について】
　■株主：エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、東日本電信電話株式会社
　■設立：２００１年７月
　■資本金：２４．５億円
　■事業内容：データセンタサービス事業、テレビ会議サービス事業
　■企業ＵＲＬ：http://www.nttbiz.com


【ソニー銀行株式会社について】
　■株主：ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社　１００％
　■設立：２００１年４月
　■資本金：３１０億円
　■事業内容：銀行業
　　登録金融機関　関東財務局長（登金）第５７８号
　　加入協会：日本証券業協会、社団法人金融先物取引業協会
　■企業ＵＲＬ：http://sonybank.net/


※参考資料は、添付の関連資料を参照