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大日本印刷、シャンプーやリンスの詰め替えが容易なスタンディングパウチを開発

2015-04-16

シャンプーやリンスの詰め替えが容易なスタンディングパウチを開発
独自設計の注ぎ口が簡単に大きく開き、詰め替え作業の時間やストレスを低減


 大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、シャンプーやリンス、ボディーソープなどの粘度の高い製品向けに、従来よりもスムーズに詰め替えできる「DNP詰め替え用スタンディングパウチ スムーズフロー」を開発しました。ヘアケア用の包装材として4月に発売を開始します。


【開発の背景】
 近年、廃棄物やコストを削減する観点から詰め替え用のスタンディングパウチが多くの日用品メーカーで採用されています。スタンディングパウチとは、プラスチックフィルムを使用した袋状の容器で、内容物を入れると底部が開き、自立する包装材です。しかし、シャンプーやリンスなど、粘度の高い製品に詰め替えパウチを使用する場合「注ぐ時に開口部が上手く開かず中身を出しにくい」、「絞っても中身がスムーズに出ない」といった課題がありました。

 DNPは、環境への負荷に配慮した多様な包装材を積極的に開発しています。その一環として、1999年に詰め替えパウチを開発し、化粧品やヘアケア用品の包装材として提供しています。今回、注ぎ口付近の形状を独自設計で改良し、従来品に比べてシャンプーやリンスなどの詰め替え時の負荷を大幅に軽減させた詰め替え用スタンディングパウチを開発しました。


【「DNP詰め替え用スタンディングパウチ スムーズフロー」の特徴】
 ・注ぎ口付近の形状や開口部の大きさなどを考慮した独自の設計により、注ぎ口が大きく開き、高粘度の内容物でもスムーズに出るため、生活者の詰め替えテストでは、従来品に比べ作業時間を平均約30%短縮できました。

 ・注ぎ口を日用品メーカーの詰め替え用ボトルの口に深く差し込めるため、安定した詰め替えができ、注ぐ際のストレスを軽減できます。

 ・注ぎ口にストローなどの部材を取り付けたり、熱で開きやすく形状を加工している従来品に比べ、コストを抑えることが可能です。

 ・注ぎ口付近の他は、仕様の制約がなく、形状の自由度も高いため、様々なデザインに合わせることが可能です。

 ・部材付きのスタンドパウチに比べ、フィルム形状のために重ねた場合の輸送効率に優れています。

 ・使用するフィルムを植物由来の高機能フィルム「DNPバイオマスプラスチック包材バイオマテック(R)」に置き換えることも可能です。また様々な袋の形状にも対応できます。


【今後の展開】
 DNPは、日用品メーカーを中心に今回開発した当製品を販売し、2015年に3億円の売上を目指します。


 ※参考画像は添付の関連資料を参照




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