Article Detail
KDDI、ファンドを通じてオンラインゲーム開発会社「ソフトギア」に出資
KDDI Open Innovation Fund」によるオンラインゲーム開発企業ソフトギアへの出資について
〜高い技術力により、高速・快適なゲーム開発を支援〜
KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 孝司、以下KDDI)は、グローバル・ブレイン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:百合本 安彦)が運営するコーポレート・ベンチャー・ファンド「KDDI Open Innovation Fund」を通じて、株式会社ソフトギア(以下、ソフトギア)へ出資を行いました。
ソフトギアは、家庭用ゲーム機やPC、スマートフォン等の様々なプラットフォームに対応したオンラインゲームの開発会社です。同社が開発した独自のオンラインゲームライブラリ(注1)は、サーバーのリアルタイム処理や、ネットワークの高速通信、3Dグラフィックの高速描画処理を可能にすることで、同時に多人数が接続しても快適に操作出来る環境を実現しました。さらに、オンラインゲームの開発で培った技術やノウハウを活かして、2014年より、お客さまと開発者の双方の視点からゲーム内の不具合を検出・改善するデバッグ・サービスをゲーム会社に提供し、より高品質なゲーム開発の支援を行っています。
スマートフォンゲーム市場は2016年に約8,200億円規模にまで拡大すると言われております(注2)。また、スマートフォンの高機能化や、高速・大容量通信の普及に伴い、スマートフォン向けのオンラインゲーム開発においては、サーバーやネットワークを安定稼働させる高い技術力が求められています。KDDIは、独自の技術力を活かして、高品質なオンラインゲーム開発や運営を支援する同社を、今後のスマートフォンゲーム市場における有望なスタートアップ企業と判断し、資本提携を行いました。
今後は、スマートフォンゲームに加えて、IoT(注3)の普及により拡大が見込まれる多様な小型機器の通信や制御においても、同社の技術力が活用されることを期待しています。
※参考資料は添付の関連資料を参照
KDDIは、今後も有望なスタートアップ企業への出資を通じて、新たな価値をお客さまに提案していきます。
注1)ライブラリ:汎用性の高いプログラムを定型化し、共通して使用する機会の多い処理や機能として提供するソフトウェアのこと。
注2)出典:CyberZ/シード・プランニング共同調べ『国内におけるスマートフォンゲーム市場動向調査』(https://cyber-z.co.jp/news/research/2014/0325_1497.html)
注3)IoT:Internet of Thingsの略。コンピュータなどの情報・通信機器だけではなく、世の中に存在する様々なモノに通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。
詳細は別紙をご参照ください。
>別紙:「KDDI Open Innovation Fund」によるオンラインゲーム開発企業ソフトギアへの出資について
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2015/03/31/besshi1044.html