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東陽テクニカ、米国SerialTek社のプロトコルアナライザー製品の取り扱い開始
米国SerialTek社プロトコルアナライザ製品の
独占販売契約を締結
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長 五味 勝、以下 東陽テクニカ)は、2015年2月1日よりSerialTek LLC(本社:米国カリフォルニア州)が開発・製造するプロトコルアナライザの取扱いを開始いたします。東陽テクニカはSerialTek社製品の国内総代理店となり、コンピュータ・組込み機器市場で使用されるSAS/SATA、PCI Expressプロトコルアナライザおよび関連アクセサリ製品の販売並びにサポートを独占的に行います。
これに伴い、これまでキーサイト・テクノロジー合同会社にて行われていたSerialTek社製SAS/SATAプロトコルアナライザおよび関連アクセサリ製品の販売並びにサポート業務は、東陽テクニカが引き継ぎます。
■製品の特長
今回取扱いを開始する製品は、SAS/SATA、PCI Expressバス上を流れるトラフィックを記録し解析を行うプロトコルアナライザで、これらのバスを搭載した機器の開発・設計、デバッグを行うエンジニアの業務を強力にサポートします。特に近年注目を浴びている、ストレージ製品(ハードディスクドライブ、SSD)やストレージシステムの設計において威力を発揮します。
SerialTek社製プロトコルアナライザは、大容量トレースバッファを利用した長時間レコーディング、高速のデータアップロード、多様なトレース表示、洗練されたトリガ設定機能など、プロトコル解析のための優れた機能を多く持ちます。さらに、予算に応じて構成を変えることができる柔軟なシステムを採用し、SerialTek社のプロトコルアナライザはプロトコル解析作業における最適な選択となります。
■対応プロトコル
Serial Attached SCSI(SAS),Serial ATA(SATA),PCI Express(PCIe),Non−Volatile Memory Express(NVMe),Advanced Host Controller Interface(AHCI)
■販売価格
150万円(税別)〜
■SerialTek社について
SerialTek(シリアルテック)社は2007年に米国カリフォルニア州で設立された、画期的なデータストレージ用テストツールのソリューションプロバイダです。旧データトランジット社を源流とするシリアルプロトコル解析用テストツール(プロトコルアナライザ、エラーインジェクタなど)は、データストレージ関連の商品開発に携わるすべての開発者の必須ツールといえ、高い評価を得ています。
■株式会社東陽テクニカについて
東陽テクニカは、昭和28年の設立より「技術と情報」をキーワードに日本の技術発展に寄与することを使命として、主として最先端の「測るツール」を欧米の電子計測器メーカーより輸入し、日本の研究・開発者に提供してきました。さらに、「電子技術センター」における修理、校正、技術サポートや自社製品の開発、「テクノロジーインターフェースセンター」で行うお客様向けの各種セミナー、トレーニングなどの取組みは、400名を超える全従業員の8割を占めるエンジニアの技術力に裏付けられています。東陽テクニカはこれからも「“はかる”技術で未来を創る」のスローガンのもと、「テクノロジーインターフェース」の使命を果たすべく努力してまいります。
東陽テクニカWebサイト:http://www.toyo.co.jp/
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