Article Detail
日本産業機械工業会、11月の産業機械受注状況を発表
平成26年11月 産業機械受注状況
1.概要
本月の受注高は3,011億4,500万円、前年同月比96.6%となった。
内需は、1,717億200万円、前年同月比88.5%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比84.8%、非製造業向けは同89.1%、官公需向けは同91.0%、代理店向けは同97.7%であった。
増加した機種は、プラスチック機械(152.8%)、ポンプ(108.3%)、圧縮機(107.7%)、運搬機械(109.2%)、変速機(121.7%)の5機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(62.9%)、鉱山機械(52.4%)、化学機械(90.3%)、タンク(60.1%)、送風機(86.2%)、金属加工機械(93.3%)、その他機械(98.3%)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,294億4,300万円、前年同月比110.0%となった。
プラントは4件、122億7,600万円となった(前年同月比は、前年同月に案件が無かったため比率を計上できず)。
増加した機種は、ボイラ・原動機(210.3%)、鉱山機械(329.0%)、タンク(1500.0%【15倍】)、プラスチック機械(102.6%)、ポンプ(123.2%)、圧縮機(116.7%)、運搬機械(216.2%)、変速機(117.2%)、金属加工機械(187.2%)、その他機械(107.6%)の10機種であり、減少した機種は、化学機械(19.2%)、送風機(63.7%)の2機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
〔1〕ボイラ・原動機
外需の増加により前年同月比112.4%となった。
〔2〕鉱山機械
窯業土石の減少により同62.6%となった。
〔3〕化学機械(冷凍機械を含む)
外需の減少により同61.1%となった。
〔4〕タンク
石油・石炭の減少により同63.8%となった。
〔5〕プラスチック加工機械
化学、業務用機械、自動車、その他製造業、外需の増加により同122.6%となった。
〔6〕ポンプ
官公需、外需の増加により同111.8%となった。
〔7〕圧縮機
石油・石炭、電力、官公需、外需、代理店の増加により同112.4%となった。
〔8〕送風機
官公需の減少により同82.7%となった。
〔9〕運搬機械
造船、外需の増加により同138.6%となった。
〔10〕変速機
石油・石炭、建設の増加により同121.1%となった。
〔11〕金属加工機械
外需の増加により同152.5%となった。
※以下の資料は添付の関連資料「平成26年11月 産業機械受注状況」を参照
・(表1)産業機械 需要部門別受注状況
・(表2)産業機械 機種別受注状況
・(表3)平成26年11月 需要部門別機種別受注額