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佐藤製薬、アレルギー性皮膚疾患検査薬「パッチテストパネル(S)」が製造販売承認を取得

2015-01-14

アレルギー性皮膚疾患検査薬「パッチテストパネル(R)(S)」製造販売承認を取得


 佐藤製薬株式会社(本社:東京都港区、社長:佐藤誠一)は、アレルギー性皮膚疾患検査薬「パッチテストパネル(R)(S)」の製造販売承認を2014年12月26日付で取得しましたので、お知らせいたします。

 「パッチテストパネル(R)(S)」は、導入元であるSmart Practice社(本社 米国アリゾナ州フェニックス)が世界各国で販売するアレルギー性皮膚疾患診断用パッチテストユニットであるT.R.U.E.TEST(Thin−layer Rapid Use Epicutaneous Test、以下「TT」)を基に、日本人において陽性率が高いとされるジャパニーズ・スタンダード・アレルゲン25種類(「接触皮膚炎診療ガイドライン」、日本皮膚科学会接触皮膚炎診療ガイドライン委員会(2009年)(※1))の内21種類およびTTに含まれるメルカプトベンゾチアゾールの合計22種類のアレルゲンを2枚のパネルに配置し、患者様の皮膚に貼付するだけの簡便な方法で、一度にアレルゲン22種のパッチテストを行うことができるReady−to−useのアレルギー性皮膚疾患検査薬です。

 アレルギー性皮膚疾患は皮膚科医が診療する頻度の高い疾患であり、アレルゲンを特定し、そのアレルゲンとの接触を断つことができれば根治できる疾患です。
 現在、アレルゲンの特定には、Finn Chamber等のパッチテストユニットが広く用いられており、ワセリン基剤又は水溶液のアレルゲン試薬を1種類ずつ、その都度アルミ製小皿等のパッチテストユニットに充填するという煩雑な操作が必要でした。
 従って、パッチテストはアレルギー性接触皮膚炎のアレルゲンを特定するために必要な検査方法でありますが、手間と時間がかかり、一般の皮膚科診療で十分に活用されているとは言えない状況です。(※2)

 「パッチテストパネル(R)(S)」が国内で販売されることで、パッチテストが簡便かつ適切に広く実施されるようになり、臨床現場の医師及びアレルギー性接触皮膚炎患者様にとって高い有益性をもたらすことと考えます。

 佐藤製薬株式会社は、今後も付加価値の高い製品の研究開発に取り組み、パイプラインを強化するとともに、多様な医療現場のニーズに対応できる製品を提供してまいります。

 ※1:日皮会誌:119(9)1757−1793,2009
 ※2:J.Environ.Dermatol.Cutan.Allergol:5(2)91−102,2011



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