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リンガーハット、中期経営計画(2011年〜2013年)を策定

2010-10-18

中期経営計画(2011年〜2013年)の策定に関するお知らせ


 当社は、平成22年10月13日開催の取締役会において、2011年度をスタートとする中期3カ年経営計画を策定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。


1.企業使命観(ビジョン)
 すべてのお客さまに楽しい食事のひとときを 心と技術でつくる


2.実践訓(ミッション)
 (1).健康的で高品質な商品を手頃な価格で提供する
 (2).「お客さまの声」を心を開いてお聞きし、改善に努める
 (3).よろこびのある職場をつくり、ゆとりと豊かさを追求する
 (4).自然と環境を大切にして、地域の皆様に愛される店作りをする
 (5).世界、日本、郷土の「味の文化」を発掘し、発展させる


3.中期経営計画のテーマ
 創業50周年(2012年度)に向けて企業体質を強化する


4.基本戦略
(1)成長戦略 〜 主力外食事業2業態への事業集中と国内外の積極的な出店による事業規模の拡大
 2013年度末 国内780店、海外40店、計840店(リンガーハット662店、浜勝156店、卓袱浜勝2店)
〔1〕「長崎ちゃんぽんリンガーハット」は、まだ九州、関東が中心の店舗網であるため「長崎の郷土料理ちゃんぽん」の独自性を活かして全国各地へ展開する。(2010年度に北海道、東北出店を開始済み)
〔2〕「とんかつ浜勝」は、関東地方にはまだ13店しか出店しておらず、今後、関東展開を拡大する。
〔3〕両業態ともに、国内市場はフランチャイズ展開を積極的に進める。
 (2013年度末のフランチャイズ店舖数245店(店舗構成比31%) ※2009年度は119店21%。
〔4〕海外市場は、タイの成功を活かし、「ちょっと憧れる日本食」をコンセプトに現地企業とのアライアンス(提携)で「長崎ちゃんぽん業態」「とんかつ業態」を東アジア・東南アジアに展開する。
(2013年度末の海外店舗数40店。リンガーハット25店、浜勝15店)

(2)高収益化 〜 売上高FLコスト(売上原価+人件費)比率60%以下の実現
 2013年度営業利益率 長崎ちゃんぽん業態11.6%(2009年度3.8%)・とんかつ業態12.0%(同9.1%)
〔1〕リンガーハット店舖
ロードサイド型は、ドライブスルーとセルフサービスシステムの展開により、1店当たり売上高を上げ、人件費率を下げる。また、既存店舖のリロケイトを計画的に実施する。
・ビルイン型は、昼は早く、低価格での提供を実現し、夕方以降は居酒屋メニューの展開を図る。
・フードコート型は、デザート、点心類の販売強化や調理過程を見せてシズル感の演出を図る。
〔2〕浜勝店舖
・九州ロードサイド出店の成功を活かし、関東地域ロードサイドに居抜き物件で投資コストを抑えた出店展開を図る。
〔3〕自社工場生産及び物流体制
・自社工場を東西2ヶ所に集約し生産性を上げ、調達価格を下げる。また、物流拠点は店舖網に応じて都度見直し、大規模な投資はしない。
・「製造直売業」志向を強化し、自社工場の内製化率をあげ、品質向上とトータル原価の低減を実現する。
〔4〕本部組織の少数精鋭化
・ITとアウトソーシングを活用し、間接業務の改善を図り、2013年度までに本部人員を20%削減する。(本部50名体制)
・以後店舖数が増えても本部人員は増やさない。

(3)財務強化 〜 国内フランチャイズ及び海外アライアンス(提携)の拡大による投資抑制
 2013年度借入金依存度20%以下(2009年度44.6%)
〔1〕国内におけるフランチャイズ展開の速度を上げるとともに、フランチャイズ店舖への「事業価値」売却を進め、自己投資を抑えることにより、財務強化を図る。
〔2〕直営店の新規出店は、リンガーハット店舖では低投資で出店できるフードコート型を主体とし、浜勝店舖では関東地域のロードサイドに居抜き物件で投資コストを抑えた出店展開を図る。

(4)組織改革と人財育成 〜 成長を支える人づくりと働き甲斐のあるキャリアプラン
 2013年度社員オーナー数100名(2009年度45名)、社員数570名(2009年度545名)
〔1〕社員の独立(社員フランチャイズオーナー)支援金制度をつくる等、支援体制を強化するとともに、定期的な新卒者採用を実施し、社員の若返りを図る。
〔2〕管理職定員制の導入、能力主義の強化、本部組織の少数精鋭化等の組織改革・人事制度改革を行い、働き甲斐のあるキャリアプランを明示する。
〔3〕階層別教育の充実を図り、次世代の経営者育成、海外勤務者育成、店長育成を継続的に行うとともに、店舗調理・店舖接客のスキルアップを図るトレーニングプログラムを充実させる。


5.株主さまへの還元
 個人株主数の増加促進策の充実と配当性向目標「30%」の確実な履行
〔1〕個人株主は、当グループ店舖を頻繁に利用してくださるコアユーザーであり強力な応援団と認識し、優待制度の拡充、株主報告会の開催等、個人株主増加策を充実させる。
〔2〕配当性向30%を基準とした利益配分方針を維持継続する。


6.中期計画目標値
 ※添付の関連資料を参照

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