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中部電力、「ミャンマー国地方主要都市配電網改善事業準備調査」業務を受託
「ミャンマー国地方主要都市配電網改善事業準備調査」の受託について
当社は、本日、日本工営株式会社と共同で、独立行政法人国際協力機構(JICA)から「ミャンマー国地方主要都市配電網改善事業準備調査」業務を受託いたしました。
日本政府は、ミャンマー国に対して、官民を挙げて同国のインフラ整備や人材育成を支援することを表明しており、本調査は、ミャンマー国の地方主要都市配電網の整備に資する調査を実施するものです。
当社は昨年、ヤンゴン都市圏において同様の調査を実施しており、これらの経験と知見を生かすことで、本調査においてもミャンマー国のインフラ整備に役立つものと考えております。
今後も、ミャンマー国に対する支援を継続的に取り組んでまいります。
【プロジェクトの概要】
1 実施地域:ミャンマー地方主要都市
2 実施期間:2014年11月〜2015年6月(約8ヶ月間)
3 業務内容
・地方主要都市における配電網改善計画の策定支援
・優先度の高い配電プロジェクトの選定およびその妥当性の評価に係る支援
4 プロジェクトの背景
ミャンマー国は近年の経済発展に伴い、電力需要は2012年の約2,000MWから2020年には約4,800MWへ増大すると見込まれている。しかしながら、発電設備の容量不足や老朽化による計画停電の発生や送配電設備の老朽化による故障事故の多発により、電力の安定供給に大きな影響を与えている。そのため、発電設備と送変電設備の増強に加えて、配電設備の増強を早急に進める必要がある。
以上