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シャープ、暗闇でカラー撮影が可能な監視用赤外線カラー暗視カメラを法人向けに販売
業界初(※1) 暗闇(0ルクス)でのカラー撮影を実現
監視用赤外線カラー暗視カメラを開発・発売
シャープは、業界で初めて(※1)、暗闇(0ルクス)の環境下でカラー撮影が可能な監視用赤外線カラー暗視カメラ<LZ0P420A>を開発、監視カメラシステムメーカー(※2)など法人向けに販売します。
本製品には、独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)と当社が共同開発した赤外線カラー暗視撮影用撮像素子(CCD)(※3)を搭載。近赤外光を照射することで、業界で初めて(※1)暗闇(0ルクス)でのカラー撮影を可能にしました。また、高精細(1280×720画素)で滑らかな画像(30fps)が撮影できるほか、CCDを1個使用する単板方式を採用しているため、搭載カメラの小型化を実現しています。
さらに、HD−SDI(※4)の標準規格出力に対応しており、既存のカメラシステムからの置き換えが容易に行えます。
本製品は、昼夜を問わず、視認性の高い映像の撮影ができます。防犯用監視カメラはもとより、病院や介護施設などにおける患者の見守り用途など、幅広く展開してまいります。
品名 :赤外線カラー暗視カメラ
形名 :LZ0P420A
販売開始 :2014年11月28日
月産台数 :4,000台
■主な特長
1.業界初(※1)、暗闇(0ルクス)での高精細で滑らかなカラー画像の撮影が可能
2.CCD1個の単板方式を採用し、搭載カメラの小型化を実現
3.標準規格HD−SDI(※4)出力により、既存カメラシステムからの置き換えが容易
※1 2014年11月4日現在。単板(CCD1個)方式でHD720(1280×720画素)/30fpsの撮影に対応する赤外線カラー暗視カメラにおいて。
シャープ調べ。
※2 本製品は、(株)ナノルクスジャパンを代理店として販売します。同社は、産総研のベンチャー支援事業により設立された(株)ナノルクス研究所と業務委託契約を結び、カラー暗視撮影技術や製品の開発、販売を行っています。
※3 産総研が開発したカラー暗視撮影技術(2011年2月8日、2012年12月3日に産総研が発表)を応用し、産総研とシャープが共同で開発したカラー暗視カメラ用の撮像素子。(2014年5月14日に産総研が発表)
※4 High Definition Serial Digital Interfaceの略。ハイビジョン映像に対応した放送用信号規格の一つ。
■仕様
形名:LZ0P420A
撮像素子:赤外線カラー暗視撮影用 1/3型130万画素CCD
走査方式:プログレッシブスキャン
動画性能:720p/30fps
画角:96°(H)×69°(V)〜 31°(H)×23°(V)
外部出力:HD−SDI/アナログ(NTSC/PAL)
電源入力:DC12V
近赤外照明:一体型
サイズ:φ83×180mm(約970cc)
質量:約940g
*製品画像は添付の関連資料を参照
【お問い合わせ先】
お客様:
電子デバイス事業本部
センシングデバイス事業部 第二企画部
(084) 940−1225