Article Detail
ソニーコンピュータサイエンス研究所、「ストーリー提供型」の多言語対応算数クイズアプリケーションを提供
業界初「ストーリー提供型」の多言語対応算数クイズアプリケーション「MathNative(マスネイティブ)」
Androidタブレット版の提供を開始
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(本社:東京都品川区、代表取締役社長、所長:北野宏明)は、世界中のユーザーが国や地域の文化の違いを超えて、ともに学んで競い合える多言語対応のソーシャルラーニングサービスを順次開発し、提供していきます。その第一弾として、PCおよびモバイル端末向けのアプリケーション「MathNative(マスネイティブ)」を開発しました。
「MathNative」は、日本の小学生の算数問題をベースとした、子どもから大人までの幅広い年代で楽しめる、考える力をのばす算数クイズアプリケーションです。昨年より提供を開始したPCウェブブラウザ版、iPhone/iPad版に加えて、本日8月25日よりAndroidタブレット版の提供を開始します。日本語版および英語版を用意している他、中国語版の開発(*)も進めています。算数クイズの進行は、参加者自身が主人公となり、100種類以上の物語と関連させる、業界初の「ストーリー提供型」の多言語対応の算数クイズアプリケーションとなっています。
(*中国語版は2014年度中を目途に提供開始予定です。)
また、「MathNative」は発展的な算数学習ツールとして小学校低学年を主な対象としながらも、その保護者やその他の大人でも楽しめるアプリケーションとして開発しました。子どもが飽きずにじっくり考えられるように、イラストが豊富でカジュアルなクイズを約600問(*)用意しており、全てのクイズは、浜学園、駿台・浜学園の算数科が監修しています。買い物や時間の計算など実生活で使う計算や身近にある図形など生活に密着した算数問題で応用力を伸ばすことができる上、カジュアルなクイズでありながら、本格的な算数学習にも利用できます。
(*2014年8月現在、年長、小学1〜3年生を主な対象とした問題が中心です。今後は、徐々に対象学年を拡大していきます。)
※参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照
また、ユーザーの登録情報のニックネームや生年月日に基づきパーソナライズしたクイズを配信するほか、正答率や解答時間などの解答状況を分析しながら、インテリジェントな出題アルゴリズムでユーザーの特性に合わせて、学習効率を高め、継続的に取り組めるようなカリキュラムの提供ができるように開発しています。利用端末の言語設定を変更することで、日本語と英語を切り替えて同じ内容のクイズに挑戦できるため、算数を教材とした語学学習としても活用できます。
さらに、クイズの内容はFacebookやPinterestなどのソーシャルサイトで自由にシェアできるため、クイズを中心にした新しいコミュニケーションの発展も期待できます。
ソニーコンピュータサイエンス研究所は幅広い領域の基礎研究を行っており、その取り組みの一つとして、ネットワークサービスの研究を迅速に行い事業化まで進めることを目的としたネットワークサービスプロジェクトを2012年に立ち上げ、現在複数のプロジェクトが進行中です。ソーシャルラーニングサービスの開発においては、総合的な算数学習コンテンツのプロバイダーとなるよう、今後も様々な算数学習サービスを提供していきます。国や地域の文化、社会との関連性が高い初等教育に向けて、既存の科目別学習カリキュラムを抜本的に再構成し、世界中で統一的に提供可能なソーシャルラーニングサービスを今後も順次開発し、新しい学習体験を提案していく予定です。
◆「MathNative(マスネイティブ)」の概要
・価格:無料
・対象プラットフォーム:
Android版(タブレット専用、Android4.4以降)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mathnative.android
PC・ウェブブラウザ版 http://mathnative.com/(Google Chrome,Safari,Firefox,IE10以降)
iOS版(iOS7以上対応)https://itunes.apple.com/jp/app/mathnative/id789629595
Facebookページ https://www.facebook.com/mathnative.jp
◆「MathNative(マスネイティブ)」の主な学習プログラム
難易度によりGrade0〜3の4段階に分けた100種類以上のストーリーを用意しています。豊富なイラストで構成されており、自分自身が主人公となり物語を読み進めていくような気分で問題に取り組めます。単純な択一クイズだけでなく、画面上でシールをはる、パネルをめくるなどの遊びの要素も取り入れた多彩なクイズを用意しています。
<学習プログラム内容の一例>
・Grade0 パズルダンジョン
様々な形のパズルを解きながら、形の関係を捉えて、空間認識力を養う発展クイズ
・Grade1 どれにしようかな?
形が一緒で色が違う、色が一緒で数が違う…など、ルールを考えて整理する力を養うクイズ
・Grade2 数字レディ
数字レディのかたづけを手伝いながら、数字に対する感覚を育て、直感力・発想力を養うクイズ
・Grade3 がんこ親父のすし屋
条件や証言を整理しながら、愉快なストーリーに沿って、論理的な思考力を養う発展クイズ
※参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照
<浜学園、駿台・浜学園について>
・浜学園:1959年創立以来、半世紀にわたり関西を中心に難関中学への多数の合格実績を出している英才教育専門の進学塾
・駿台・浜学園:難関大学の受験で圧倒的な実績を誇る駿台と難関中学の受験で圧倒的な実績を誇る浜学園が質の高い教育サービスを提供するために設立した中学受験の専門塾