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日本産業機械工業会、6月の産業機械受注状況を発表
平成26年6月 産業機械受注状況
1.概要
本月の受注高は5,133億2,700万円、前年同月比128.7%となった。
内需は、2,412億4,100万円、前年同月比96.4%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比102.9%、非製造業向けは同81.0%、官公需向けは同117.4%、代理店向けは同94.0%であった。
増加した機種は、鉱山機械(157.4%)、化学機械(122.5%)、タンク(238.9%)、プラスチック機械(108.6%)、ポンプ(109.9%)、圧縮機(109.4%)、送風機(117.0%)、変速機(117.4%)、金属加工機械(111.2%)、その他機械(111.0%)の10機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(60.9%)、運搬機械(88.9%)の2機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、2,720億8,600万円、前年同月比183.1%となった。
プラントは3件、1,542億1,800万円、前年同月比438.1%となった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(155.6%)、鉱山機械(408.0%)、化学機械(344.0%)、プラスチック機械(105.6%)、変速機(122.1%)、その他機械(100.3%)の6機種であり、減少した機種は、タンク(56.4%)、ポンプ(67.2%)、圧縮機(62.3%)、送風機(86.3%)、運搬機械(64.5%)、金属加工機械(18.5%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
〔1〕ボイラ・原動機
電力の減少により前年同月比86.0%となった。
〔2〕鉱山機械
化学、その他製造業、外需の増加により同200.7%となった。
〔3〕化学機械(冷凍機械を含む)
石油・石炭、官公需、外需の増加により同220.7%となった。
〔4〕タンク
石油・石炭、電力、その他非製造業の増加により同232.7%となった。
〔5〕プラスチック加工機械
情報通信機械、その他製造業、外需、代理店の増加により同106.8%となった。
〔6〕ポンプ
外需の減少により同96.3%となった。
〔7〕圧縮機
外需の減少により同81.3%となった。
〔8〕送風機
官公需の増加により同109.2%となった。
〔9〕運搬機械
食品、その他輸送機械、その他非製造業、外需の減少により同79.7%となった。
〔10〕変速機
化学、情報通信機械、その他輸送機械、官公需、外需の増加により同118.1%となった。
〔11〕金属加工機械
外需の減少により同38.8%となった。
※以下の資料は添付の関連資料「平成26年6月 産業機械受注状況」を参照
・(表1)産業機械 需要部門別受注状況
・(表2)産業機械 機種別受注状況
・(表3)平成26年6月 需要部門別機種別受注額