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トヨタ、テレマティクスサービス「T−Connect」に対応したナビの新モデルを発売
TOYOTA、ナビゲーションの新モデルを発売
−人、クルマ、社会をつなぐ新テレマティクスサービス「T−Connect」に対応−
TOYOTAは、販売店装着オプションの自動車用品として販売しているナビゲーション(以下、ナビ)に、新テレマティクスサービス「T−Connect(ティーコネクト)」(2014年6月18日発表)に対応したモデルなどを投入し、全国のトヨタ車両販売店、トヨタ部品共販店を通じて8月1日に発売する。
※製品画像は添付の関連資料を参照
新サービス「T−Connect」は、音声対話と経路の先読みでドライブをサポートする「エージェント」、ナビにアプリケーションソフト(以下、アプリ)を追加できる「Apps(アップス)」、および、従来のG−BOOKで提供している安心・安全サービスを中心とした「オンラインケア」で構成する。また、これらの通信サービスをより手軽で快適に利用できるよう、新たにWi−Fi(*1)通信にも対応し、スマートフォン(以下、スマホ)などの通信機器との接続性を高めた。さらに、T−Connectスマホアプリでは、スマホからT−Connectの一部サービスが利用でき、スマホで検索した目的地情報をナビと共有することでスムーズな目的地設定を可能としている。
また、ナビの基本機能も向上。TVチャンネルやDVDのチャプターの切り替えがフリック操作(*2)でできるよう使用性を向上したほか、TV視聴時でなくても緊急警報放送(EWS(*3))が受信できる(除くスタンダードナビ)など、安心・安全にも配慮。そのほか、地図、ルートの色、文字サイズをプレビューで確認しながら、自分好みの地図表示にカスタマイズ可能とするなどの改良を施している。
さらに、ナビオプションの商品強化もあわせて実施し、画質を大幅に向上したドライブレコーダーのほか、アイドリングストップ機能(Toyota Stop&Start System)に対応したITSスポット対応DSRC(*4)ユニット・ナビ連動タイプなどを新たに設定した。
【新商品の特長】
<T−Connectナビシリーズ>
『9インチモデル NSZT−Y64T』(*5)、
『9インチモデル NSZT−YA4T』(アルファード・ヴェルファイア専用)、
『8インチモデル NSZA−X64T』(*6)、『7インチモデル NSZN−W64T』
▽T−Connectに対応し、トヨタスマートセンター(*7)と通信でつながることで、安心で快適なドライブを支援する多彩なサービスを提供
▽アルファード・ヴェルファイアには専用設計のT−Connect9インチモデルを設定。内装との調和と高い質感を実現
▽9インチ、8インチモデルでは大型ディスプレイで迫力の映像が楽しめるほか、地図上の文字、施設のアイコン、画面スイッチの大きな表示で快適な操作をサポート
▽USBメモリーやSDカードに取り込んだ動画データの再生にも対応するなど、オーディオ&ビジュアル機能を充実
▽9インチモデルにはオプション設定の後席ディスプレイ装着時に、前後席で異なる音声や映像が再生できる後席個別再生機能を搭載
<ベーシックモデル(*8)>
『スタンダードナビ NSZT−W64』
▽地上デジタルTVやDVDで高画質の映像が楽しめるほか、CD、SDカード、Bluetoothオーディオなどの音楽が高音質で再生可能
▽パソコン専用ソフトを利用し、地図差分データをダウンロードすることで、「地図SDカード」の更新が可能。新しく開通した道路などの地図データの更新が3年間いつでも無料
▽ニンテンドーDSR(*9)ソフト「クルマでDS(*10)」(別売り)に対応。車両の位置情報や地図とリンクしたご当地クイズ・観光案内などをスピーカーから流すなど、乗員全員が参加できる新しいドライブの楽しさを演出
『エントリーナビ NSCP−W64』
▽標準搭載の地図SDカードで日本語・英語・中国語(簡体字)・韓国語の4カ国語に対応
▽収録市街図エリアを約760都市に大幅拡大
【ナビ メーカー希望小売価格】
※参考資料は添付の関連資料「参考資料1」を参照
【主要ナビオプションの特長】
<ドライブレコーダー>
▽大型のCMOS(*1)3イメージセンサーを採用し、高画質を実現。夜間でもノイズの少ないクリアな映像を記録
▽映像の記録形式に汎用フォーマットMP4を採用したことで、ナビのSD動画再生機能で録画映像の確認が可能
▽従来型より価格を抑え、より魅力的な価格設定を実現
<ITSスポット対応DSRCユニット・ナビ連動タイプ(ETC・VICS機能付)>
▽高速道路の広域な交通情報・安全運転支援情報などを提供するITSスポットサービスやETC機能に加え、一般道を含む渋滞・交通規制情報などを知らせるVICS(*14)光ビーコン機能を一台に集約
▽アイドリングストップ機能(Toyota Stop&Start System)搭載車に対応。また、ビルトインタイプに加え、新たに汎用タイプを設定することで、多くの車両にDSRCユニットが装着可能
<USB/HDMI入力端子>
▽デジタル機器に標準搭載化が進むHDMI(*15)規格のデータ入力端子を新設定。車内でデジタル機器をつないで、高画質・高音質データを楽しむことが可能
【主要ナビオプション メーカー希望小売価格】
※参考資料は添付の関連資料「参考資料2」を参照
*1 Wi−FiはWi−Fi Allianceの登録商標
*2 画面を指先ではらう操作のこと。エントリーナビはTVチャンネルの切り替えのみ対応
*3 EWS:緊急警報放送(Emergency Warning System)
*4 DSRC:狭域通信(Dedicated Short Range Communication)
*5 設定車種はハリアー、ノア、ヴォクシーの3車種(2014年7月現在)
*6 設定可能車種は限られる
*7 低炭素社会の実現に向けた効率的なエネルギー利用を目指したスマートグリッドへの取り組みの一環として、住宅・クルマ・電力供給事業者とそれを使う人をつないでエネルギー消費を統合的にコントロールするトヨタ自動車独自のシステム
*8 ベーシックモデルのナビはT−Connectに非対応
*9 ニンテンドーDSおよびディーエス/DSは、任天堂の商標または登録商標
*10 全国のトヨタ車両販売店、トヨタ部品共販店を通じて発売。ゲームショップや家電量販店などでは販売しない。
DSに表示される地図は2013年12月時点のデータ
*11 ナビゲーションロックなしでも購入可。なお、価格にはフィッティングキット、ケーブル類、および取付費などの諸費用は含まず
*12 DCM:専用通信機(Data Communication Module)
*13 CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor
*14 VICS:Vehicle Information and Communication System
*15 HDMIおよびHigh−Definition Multimedia Interfaceは、HDMI Licensing,LLCの商標または登録商標
*16 取付費などの諸費用は含まず
*17 車種により別途取付キットが必要となる場合あり
*18 接続には別途市販のHDMIケーブルが必要
以上
※製品ラインナップは添付の関連資料を参照