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JX日鉱日石エネルギー、再生医療・細胞治療研究用の培地を国内で販売開始
次世代医療として期待される再生医療・細胞治療研究用の培地を新発売
当社(社長:一色 誠一)は、本日、次世代医療として期待される再生医療・細胞治療研究用の培地(※1)の国内販売を開始しましたので、お知らせいたします。
当社は、100%子会社であるアーバイン・サイエンティフィック社(以下IS社、本社:米国カリフォルニア州)を通じて、GMP(※2)に準拠した厳しい品質管理のもと、医薬品製造用培地および不妊治療用培地を製造し、欧米をはじめ世界各国で培地製品を供給しております。
さらに、IS社は、これまで培ってきた高い培地開発力を活かし、再生医療・細胞治療分野においても高性能な培地を開発し、昨年より米国・欧州での販売を開始しております。
今般、当社は、従来の培地製品同様、日本国内において新たに再生医療・細胞治療研究用の培地製品の販売を開始することといたしました。
再生医療・細胞治療分野は、日本においても今後の成長分野として大きな発展が期待されている分野であり、官民あげて様々な製品開発が進められております。
当社は、JXグループの基本理念に掲げる行動指針「信頼の商品・サービス」のもと、高性能かつ高品質な培地製品の開発・供給を通じて、その発展に貢献して参ります。
※1 培地:本来は生体内で増殖する細胞を体外で増殖させるため、栄養源と環境(酸性度、浸透圧)を供給するもの。
ブドウ糖やアミノ酸を主体に、ビタミン、無機塩などからなる。
※2 GMP:Good Manufacturing Practiceの略で、医薬品等の製造管理、品質管理の基準。
<製品例>
*添付の関連資料を参照