Article Detail
日本HP、インフォメーションガバナンス支援のソリューションポートフォリオを拡充
インフォメーションガバナンスを支援するソリューションポートフォリオを拡充
データアーカイブ製品、クライアントPCバックアップ製品、
イメージングOCR製品の3製品を提供開始
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都江東区、社長執行役員:ジム・メリット)は、企業のコンプライアンス徹底とリスク管理を支援するインフォメーションガバナンス・ソリューションポートフォリオを拡充し、ソフトウェア3製品を発表します。
新製品は、HPが日本市場に初めて投入するデータアーカイブ製品「HP Consolidated Archive 8」をはじめ、クライアントPCバックアップ製品「HP Connected Backup 8」、およびイメージングOCR製品「HP TeleForm 10」です。
これら新製品は、インフォメーションガバナンス・フレームワークの一環である情報へのアクセスと情報内容の把握、活用を飛躍的に効率化し、ITコスト削減と構造化/非構造化データを含む膨大な企業内データ管理にともなうリスクの低減を実現します。
今回発表する新製品は、情報管理関連のあらゆる既存IT製品を情報基盤に統合するHPの経験と実績を反映し、さまざまな業界のインフォメーションガバナンス(情報統治)要件に幅広く対応します。これまでHPは、米国におけるDodd−Frank法(*1)、米国証券取引委員会(SEC)が定める不正取引の証拠保全に関わる規則17a−4、Eディスカバリーにおける電子証拠開示など、多様な法規制への対応を含むインフォメーションガバナンス・ソリューションをグローバルで提供してきました。
このHPのインフォメーションガバナンス・フレームワークは、膨大な企業データへの「アクセス・内容把握」、ポリシーに則った「情報管理・分類」そして「情報活用・アクション」を統合レボジトリ上で実現します。
*1:ドッド・フランク法(Dodd−Frank Wall Street Reform and Consumer Protection Act、ウォール街改革および消費者保護法)は、2010年7月に米国にて成立した金融規制改革法
データ入力、データ保護、データアーカイブ、これら3製品の活用により、お客様は、インフォメーションライフサイクルの観点から、企業ポリシーに従って情報活用を推進し、インフォメーションガバナンスのさらなる推進が可能となります。
本日発表の新製品は、以下の通りです。
製品名 価格 提供開始日
HP Consolidated Archive 8 個別見積もり 2014年4月
HP Connected Backup 8 個別見積もり 2014年4月
HP TeleForm 10 個別見積もり 2014月4月
※価格に導入費用/コンサルティングが含まれるため個別見積となります。
<「HP Consolidated Archive 8」の特長>
「HP Consolidated Archive 8」は、主に企業・組織に関わる非構造化データ(メール、ファイル等)をアーカイブし、情報として取り出すことが難しい「非構造化データ社内情報」の可視化を実現します。さらにモバイルアクセスや監査機能などのオプション機能を備え、企業ポリシーに応じて蓄積されたデータを活用し、国際訴訟やコンプライアンス対応を支援します。
・メールやオフィスドキュメントをはじめとした非構造化データをアーカイブし、保持期間を設定して自動削除を可能にすることで、IT運用費用を削減
・個人ユーザーによるアーカイブされたデータの検索と効率的活用ができるため、情報検索に関わる生産性向上を支援
・オプション製品を組み合わせることにより、アーカイブされたデータを利用したコンプライアンス対応や監視機能強化を実現
<「HP Connected Backup 8」の特長>
「HP Connected Backup 8」は、企業内のPCデータを保護するソフトウェアで、グローバルでの豊富な実績と大企業まで対応可能なスケーラビリティを誇ります。ポリシー設定により自動バックアップも可能となり、また、ユーザーセルフ型バックアップ製品であるため、PCリプレイス時のデータ移行が劇的に簡素化されます。さらに、バックアップされたデータを変更不可とし、監査に活用するホールド機能も備えています。
・ポリシー設定により、クライアントPC(Windows/Mac)のデータを、任意の時間に自動でバックアップすることが可能
・重複排除や差分バックアップ、データ圧縮機能が充実しているため、限られたネットワーク帯域でも確実にバックアップが行え、またPCパフォーマンスへの影響を最小限に抑えることが可能
・最新バージョン8.8にて、Windows PC向けAgent GUIを刷新し、より直感的な操作を実現
・レポート機能がさらに充実し、バックアップ取得状況に関する多彩なレポートテンプレートを提供
・グローバルで400万台以上のクライアントPCデータ保護の実績
<「HP TeleForm 10」の特長>
「HP TeleForm 10」は、高精度OCR機能によりデータ入力の自動化およびイメージキャプチャーを同時に実現し、データエントリ業務の効率化を実現するとともに従来は紙で保存していた文書を電子データ化します。
・データ入力ソフトウェアとして、帳票をイメージ/メタデータへ変換し、文書管理ライフサイクルへ取り込むことによってリスク管理の徹底を支援
・HP Autonomy他製品との連携により、電子ドキュメントの分類・整備を自動化し、文章管理におけるコスト削減を推進
・コンテンツ管理と保管を行う「HP Records Manager 8」との連携を実現
文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
■お客様からのお問い合わせ先
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120−436−555
ホームページ:http://www.hp.com/jp/