Article Detail
参天製薬、緑内障・高眼圧症治療剤タフルプロストの米国販売に関するライセンス契約を締結
緑内障・高眼圧症治療剤タフルプロストの米国における販売に関する
Oak社との契約の締結について
参天製薬株式会社(本社:大阪府、以下、参天製薬)と、Oak Pharmaceuticals,Inc.(米国イリノイ州、以下、Oak社、Akorn Pharmaceuticals,Inc.の子会社)は、2014年4月1日付けで、緑内障・高眼圧症治療剤タフルプロスト(米国販売名「Zioptan(R)」、日本販売名「タプロス」)の米国販売に関するライセンス契約を締結しました。参天製薬は、本契約に基づき、Oak社より売上金額に応じたロイヤルティを受け取ることになります。
緑内障・高眼圧症治療剤タフルプロストは、旭硝子株式会社(本社:東京都)と共同開発したプロスタグランジン系緑内障・高眼圧症治療剤であり、これまで60カ国以上で販売しております。当社は米国における販売権を2009年4月にMerck & Co.,Inc.(本社:米国ニュージャージー州、以下、メルク社)に許諾しました。メルク社の米国における眼科事業売却に伴い、2014年4月にメルク社が米国におけるタフルプロスト事業をOak社へ譲渡することを受け、参天製薬はOak社へ特許権・ノウハウの米国における実施権を許諾しました。今回の契約締結に伴い、Oak社がタフルプロストの米国販売を行います。
なお、本件による当社の2014年3月期および2015年3月期の連結業績への影響はないと見込まれます。
<参天製薬株式会社について>
参天製薬は、1890年に設立し、大阪市に本社を置くグローバル企業です。当社は世界規模の眼科治療剤の研究、開発、販売を行っています。医療用医薬品では国内トップのシェアを持ち、眼科領域における世界のリーディングカンパニーのひとつです。詳細についてはhttp://www.santen.co.jpをご参照ください。
<Akorn社とOak社について>
Akorn Pharmaceuticals,Inc.(本社:米国イリノイ州、以下、Akorn社)は、開発、製造、先発医薬品や後発医薬品の販売を行うニッチ医薬品会社です。Akorn社は、米国イリノイ州とニュージャージー州にオフィスがあり、インドのパオンタ・サヒブに眼科用医薬品と医療用注射剤の製造拠点があります。詳細は、http://www.akorn.comをご参照ください。Oak社は先発医薬品の販売を行っており、Akorn社の100%子会社です。
以上