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日立メディコ、撮影後3秒未満で画像を表示するコンパクトな移動型X線装置を発売
移動型X線装置「Sirius Starmobile tiara(シリウス スターモービル ティアラ)」発売
ワイヤレスFPDとコンパクトボディーを融合
※装置外観は添付の関連資料を参照
株式会社日立メディコ(本社所在地:東京都千代田区、取締役社長:山本章雄、資本金138億8千4百万円)は、ワイヤレスFPD(フラットパネルX線検出器)を搭載した移動型X線装置「Sirius Starmobile tiara(*1)」を発売します。
なお、本製品は、2014年4月11日から開催される2014 国際医用画像総合展(ITEM2014)に展示いたします。
1.開発の目的
X線装置のデジタル化が進む中、移動型X線撮影装置も、イメージングプレート(IP)を用いたCR(Computed Radiography)方式から、FPDを搭載したDR(Digital Radiography)方式への移行が進んでいます。
DR方式は、追加撮影や複数枚撮影時にCRカセッテを交換する手間がなく、その場で画像確認が可能で、さらに、ワイヤレスFPDを採用することでスループットが高まります。そのため、病室でスムーズに撮影できるだけでなく、緊急度の高い救急時や災害時、手術室、感染症対策など活用範囲が広がります。
このため、当社は、独自技術のパンタグラフアーム(*2)とモノタンク式X線発生装置(*3)を搭載した移動型X線装置「Sirius(*1)」シリーズの特長はそのままに、さらなるスループット向上のためワイヤレスFPDを搭載し、撮影後3秒未満で画像を表示する「Sirius Starmobile tiara」を開発しました。
2.製品の特長
(1)ワイヤレスFPDを搭載
「Sirius Starmobile tiara」は、FPDを搭載することで、その場で画像確認ができる即時性と高画質を実現し、またワイヤレス化することで、CRカセッテと同様に扱うことができるようになり、ポジショニング調整やカバーなどを覆うことで衛生管理が行いやすくなります。さらに、大視野からコンパクトまで3種類のサイズ(*4)のワイヤレスFPDを搭載できるため、目的に合わせた撮影を行うことができます。
※参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照
(2)大画面15インチモニタに3秒未満で画像表示
大きく見やすい15インチモニタを搭載し、また撮影後3秒未満で画像が表示されます。そのため、緊急を要する場合や追加撮影が必要な場合でも迅速に対応することができ、作業効率が大幅に向上します。
※参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照
(3)操作性の高いパンタグラフアーム
当社独自のパンタグラフアームは、コンパクトかつ軽い操作性で高い評価をいただいています。このアームは撮影距離を長く取ることができボケの少ない胸部画像を撮影できます。また関節が5ヵ所と多いため撮影ポジションを調整しやすいのが特長です。
(4)スムーズな移動
当社独自のモノタンク式X線発生装置を搭載することによりコンパクトなボディーとなり、小柄な人でも広い前方視野を確保しやすくなります。狭い病室やエレベータの出入りにも小回りがきき、スムーズな移動ができます。
*1:Sirius、シリウス、Siriusのロゴ、StarMobile、Sirius Starmobile tiaraは日本およびその他の国における株式会社日立メディコの登録商標または商標です。
*2:関節構造により撮影時にポジショニング調整を行いやすくしたX線管装置保持器で、走行時に障害となる支柱高さを抑えることができます。
*3:X線管装置にX線高電圧装置を組み込んで一体化したもので、高圧ケーブルが不要となりコンパクトな装置が実現できます。
*4:オプションを含みます。
3.製品名:移動型X線装置Sirius Starmobile tiara
(医療機器認証番号:226ABBZX00048000)
4.定価(標準構成):1億円(システム構成により価格は異なります)
■お客様お問い合わせ先
株式会社日立メディコ
XRマーケティング本部
〒101−0021 東京都千代田区外神田四丁目14番1号秋葉原UDX18階
電話:03−3526−8303
以上