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パナソニック システムネットワークス、無線LAN搭載のサイネージ用再生装置「NMコントローラ」など発売
無線LAN搭載で自由な設置が可能なサイネージ用再生装置を新発売
デジタルサイネージソリューション「NMstage」ラインナップの各商品を強化
運用管理ソフトの機能強化でブラウザからの制御も容易に
品名・品番
NMコントローラ(再生装置) AF−NMCT31R
NMstage管理サーバソフト(管理サーバソフトウェア)AF−NMSV31
本体希望小売価格
オープン
発売日
2011年2月3日
パナソニック システムネットワークス株式会社(代表者 遠山 敬史)は、デジタルサイネージソリューション「NMstage」のラインナップの各商品を強化しました。具体的には、再生装置であるNMコントローラ(AF−NMCT31R)の新商品を発売いたします。本機は、ファンレス構造でB5サイズと小型、軽量(*1)であり、かつ、無線LANを標準で搭載しました。これにより設置の自由度が高まります。
また、管理サーバソフトウェアであるNMstage管理サーバソフト(AF−NMSV31)の機能強化を行いました。これにより配信コンテンツの登録や管理がブラウザからも操作可能となり、手軽にサイネージの利用が可能となります。
当社は、フレキシブルな設置を可能とする再生装置と、優れたアクセスが可能となった管理サーバソフトウェアによって、NMコントローラ単体でのお手軽な利用から、大規模なネットワークシステム上での利用まで、幅広いシーンでデジタルサイネージのソリューションを提供してまいります。
なお本システムは、3月8日(火)から11日(金)の4日間、東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN 2011」のパナソニックグループブース (東2ホール 小間番号:RT1502)に出展いたします。
【主な特長】
1.フレキシブルな設置が可能:無線LAN標準搭載で設置の自由度が向上
2.優れたアクセス:インターネット環境からブラウザ経由で配信コンテンツの操作が可能(*2)
3.スタンドアローン利用から大規模なデジタルサイネージまで幅広い活用シーンに対応
お問い合わせ先
パナソニック システムネットワークス株式会社
パナソニック システムお客様ご相談センター
電話 0120−878−410(受付:9時〜17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
[商品 ホームページURL] http://panasonic.biz/it/nmstage/
【主な特長】
【1】新型NMコントローラ(AF−NMCT31R)のハードウェアの特長
■無線LAN標準搭載
無線LAN(IEEE802.11b/g)を標準で搭載。これによりデジタルサイネージ再生装置の設置場所の自由度が広がりました。無線LANへのアクセスが可能な構内であれば、設置場所を移動させて使うことも可能です。例えば店舗での利用を想定した場合、開店前はお店のショウウィンドウの前で、開店後はエスカレータ、エレベータの横に、特売などのイベント時はイベント会場の入口に、と設置場所を固定することなく、お店のさまざまな場所に移動させて利用することが可能となりました。再生装置側のLAN配線工事も不要となります。
■小型・軽量・スピーカー内蔵
筐体はB5サイズとコンパクト(262(W) mm×37(H) mm×187(D) mm(*3))、かつ、軽量(約1.5Kg)になり、設置場所の自由度が広がりました。スピーカーを内蔵しており小音量であれば、スピーカーやアンプを別途準備することなく効果音や音楽を鳴らすことが可能で、効果的な訴求が行えます。
■デジタルサイネージ専用機としての安定性
デジタルサイネージの再生装置としての運用を想定した設計が行われており、市販のパソコンにソフトウェアをインストールしてサイネージ端末として利用されるような機器と比較して、安定性が異なります。例えば、EWF機能(*4)により、OS領域は書き込みが禁止されているため、再起動時には毎回初期設定の状態で起動することができます。また、ファンレス構造であるため粉塵等を装置内に吸引しにくい設計となっております。
【2】新型NMコントローラ(AF−NMCT31R)の内蔵ソフトウェアの特長
■最新のOSであるMicrosoft Windows Embedded Standard 7を搭載
最新のOSであり、かつEmbedded対応であるため本商品は長期供給が可能です。また、Microsoft Internet Explorer 8.0が搭載されておりブラウザも最新環境です。(*5)
■MPEG2デコーダを標準搭載
Windows7のMPEG2デコーダを標準搭載。MPEG2用の動画デコーダソフトを別途購入することなく、MPEG2方式の動画を再生させることができます(*5)。また、最新のAdobe Flash10.1を搭載しており、Flashの最新コンテンツへの対応が可能です。
■パワーポイントビュアー標準搭載
Linux系端末では静止画に変換するなど運用の手間が発生するパワーポイントのコンテンツもスライドショー形式でそのまま放映が可能です。パソコンで手軽に作れるPowerPointのコンテンツが活用できることで、コンテンツ制作のコストを抑えることもできます。
【3】NMstage管理サーバソフト(AF−NMSV31)の機能強化点
■ブラウザ経由で配信コンテンツの操作が可能
従来のNMstage操作端末ソフト(NM−Operator)による配信コンテンツの操作に加えて、ブラウザから配信コンテンツの操作ができる機能(NM−WebOperator機能)を標準搭載しました。これにより、TCP/IPプロトコル経由でNMstage管理サーバに接続可能であれば、手軽にブラウザからの操作も可能となりました(*2)。
これにより、限られた専用の操作端末からのコントロールだけでなく、様々な箇所から配信コンテンツの操作ができるようになります。例えば、ショップ単位やエリア単位などで表示を行うような現場からのきめ細かい放映内容の登録も可能となります。
■優れたユーザビリティ
NM−WebOperator機能は、Adobe Flex技術の採用にて、ブラウザでありながらドラッグ&ドロップの簡単で直感的な操作が可能です。また、運用操作の機能を絞込むことで操作画面を簡素化しました。1つの画面の中で、コンテンツの登録、放映スケジュールの登録、割り込み放映ができます。また、コンテンツ配信は自動化されており、配信結果の確認も容易にできますので運用者の負担が軽減されます(*6)。
(*1)当社従来製品AF−NMCT30R(2009年3月発売)に比べ、約62%軽量化の1.54Kg
(*2)インターネット等、公衆網を利用される場合は、VPN環境での使用を推奨いたします。
(*3)アンテナ部、ゴム足部除く。
(*4)EWFとはEnhanced Write Filterの略で、起動ディスクへの書き込みを保護するEmbeddedOS特有の機能です。
システム運用中に誤って設定が破損するようなトラブルが発生した場合でも、再起動することによって保護領域のデータを使って初期設定状態に戻すことができます。
(*5)高い処理能力が必要なコンテンツは放映できない場合がありますので事前に動作確認をお願いします。また、対応コンテンツ形式の全ての動作を保証するものではありません。詳細情報、留意事項は当社NMstageのホームページをご覧ください。
(*6)NM−WebOperator機能は、NM−Operator機能に比べると機能に制限があります。
Microsoft、Windows、PowerPoint、PowerPoint Viewerは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
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Linuxは、Linus Torvalds氏の登録商標です。
その他、本文中の社名や商品名は、各社の登録商標または商標です。
NMstageは、パナソニック株式会社の登録商標です。
以上
※ 商品画像は、関連資料参照