Article Detail
日本ショッピングセンター協会、2月のSC販売統計調査を発表
SC販売統計調査報告 2014年2月
既存SC前年比:−1.0%
■売上高の概況■
2014年2月の既存SC売上高は前年同月比−1.0%と、前月から一転して前年を上回ることができなかった。
今月前半は、気温の低い日が続き、春物衣料の動きが鈍く、冬物セール品も品薄のため、売上を伸ばすことができなった。関東甲信地方を中心に2週連続の大雪により、営業時間の短縮や休業、道路の閉鎖等で来店客数が減少したこと、物流も滞り品薄状況が続いたことも大きく響いた。
月後半は気温が上昇して春物衣料を中心に動きだしたこと、また消費増税前の駆け込み需要で比較的単価の高い化粧品や貴金属、時計、家具、家電等が伸長していると報告が見られたものの、前年をクリアするまでには至らなかった。テナントは−1.7%、キーテナントは0.8%であった。
地域別でみると、北海道は4.5%で国内外からの観光客数の増加や、リニューアル効果等により好調な結果になった。近畿は0.1%で、8ヶ月ぶりにプラスに改善した。
*SC=ショッピングセンター
※本調査は、2012年12月末現在の全SC3,096SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し、調査したものをまとめた。
※集計SC 502SC 回収率 50.2%
・以下の資料は添付の関連資料を参照
・表−1 立地別・構成別 売上高伸長率
・表−2 立地別・地域別 売上高伸長率
・表−3 都市規模別・地域別 売上高伸長率
・表−4 キーテナント業態別 売上高伸長率
・表−5 立地別SC・キーテナント・テナント効率
・表−6 既存SC移動平均(年間)
・表−7 SC・百貨店・チェーンストア 売上高前年対比