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龍名館、スモールラグジュアリーホテル「ホテル龍名館お茶の水本店」を8月開業

2014-02-10

老舗旅館業の龍名館、訪日観光客をターゲットに
小規模なおもてなし型の高級ホテルを都内で8月開業
創業116年文化人ゆかりの旅館を和モダンなホテルへ


 ホテルや旅館、レストラン運営の創業116年目の(株)龍名館(東京都千代田区、浜田敏男社長、資本金1.2億円)は、全9室のスモールラグジュアリーホテル「ホテル龍名館お茶の水本店」を、2014年8月1日(金)に千代田区神田駿河台で開業します。

 「ホテル龍名館お茶の水本店」は9室全てがラグジュアリー対応で宿泊料4万5千円〜の小規模な都市型高級ホテルです。部屋の広さを約52〜62m2とゆったり確保し、全スタッフが宿泊者の要望に応じる「コンシェルジュ」サービスを提供します。

 増加している訪日観光客をメーンターゲットに据え全客室を、畳や障子、陶器の浴槽など日本の様式を組み入れた、外国人好みの和洋室タイプにします。スタッフは日常会話を英語対応できる従業員を選び、かつ開業に向けて、『わびさび』など独特で抽象的な日本文化までも英語でガイドできるようさらなる人材育成を行います。海外の方はフライトの都合、早朝に着く方も多く、チェックイン前に利用できるシャワールームと図書スペースを設けます。図書スペースではコーヒーを飲みながらマッサージチェアや観光本でお寛ぎいただきます。

 ホテルは丸の内・秋葉原・浅草・銀座など海外の方に人気の観光地に近い好立地です。JRやメトロなど4駅が徒歩3分内にある交通条件の良さも売り出し、宿泊客のほぼ100%を訪日観光客とする、小型ながらインターナショナルなホテルを目指します。

 ホテル内には「茶を食す」をテーマとしたレストランも設け、日本茶や茶葉を使った和食などを提供します。レストランは、宿泊客向けの朝食のルームサービスを手掛けるほか、通常営業も行い朝昼晩の近隣のオフィス需要を取り込みます。新ホテルの着工は4月上旬からを予定、総工費5億円を投じて改装します。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

<作家や画家など文化人に愛された創業116年の旅館が高級ホテルに>
 「ホテル龍名館お茶の水本店」は、当社が現在運営している創業116年の「旅館龍名館本店」(龍名館本店ビル1〜2階)を改修し開業します。旅館龍名館本店は竹久夢二や伊東深水ら画家をはじめ小説家や芸術家など多くの文化人に愛されてきました。その高品質のサービスや文化、日本旅館のきめ細やかなおもてなしの心を受け継ぎながら、これまでの12部屋の客室と3部屋の会議室を、9室のラグジュアリーな和洋室のみとし、グレードを引き上げ、一般旅館から高級ホテルへと業態を変更します。「旅館龍名館本店」の営業は3月末までです。

<15年後にはビルを建て替え100室のホテルを計画>
 当社は創業130周年となる2029年を目途に、新ホテルの入る龍名館本店ビル自体を100室規模のホテルに建て替えることを計画しています。今回の新たな取り組みを将来的な『龍名館のブランドづくり』の試金石とします。

<ホテル龍名館東京のノウハウを活用、チェックイン前に利用できるシャワールームを設置>
 新ホテルの運営には、「ホテル龍名館お茶の水本店」に先駆け、2009年6月に東京駅前で開業した「ホテル龍名館東京」(八重洲、客室135室)で培ったマーケティングノウハウなどを活かします。同ホテルは開業以来ほぼ全期間において、売上・稼働率・客室単価の前年同月比を更新し続けており、現在の足元の宿泊稼働率は約95%で、売上の海外宿泊客比率を約40%まで高めています。海外でのウェブ展開や宿泊マニュアルづくり、人材育成、人員配置などで互いに連動させます。

<しつらえ、接客、モノ、気心に海外目線。品の良い和を演出>
 エントランスから客室の内装までデザインを、和の要素を取り入れた"モダン・ジャパニーズ"とし、ベージュなど茶系の色に一部、朱色を取り入れた、落ち着きと高級感のある雰囲気にします。客室は絨毯に加え畳のスペースも設け、創業当時の障子のデザインや、バスルームに陶器の浴槽を採用するなど、随所に純和風の要素を取り入れます。
 新ホテルは「学ぶホテル」をコンセプトとしており、海外客目線に立った日本の良さを巧みに取り入れ、宿泊しながら、モノや気心など日本文化について理解を深めていただけるよう工夫します。


■新規開業ホテル概要
 ホテル名  :ホテル龍名館お茶の水本店
 開業日   :2014年8月1日(金)
 住所    :〒101−0062東京都千代田区神田駿河台3−4(龍名館本店ビル1〜2F)
 交通    :JR「御茶ノ水駅」から徒歩3分、メトロ千代田線「御茶ノ水駅」から徒歩1分
        メトロ丸の内線「淡路町駅」から徒歩1分、都営地下鉄新宿線「小川町駅」から徒歩1分
 客室数   :9室(2人1室タイプのみ)
 客室料金  :1泊4万5000円〜5万5000円
 客室面積  :52.0m2〜61.9m2 ※平均55m2
 延床面積  :1962.56m2
 チェック時間:チェックイン15時、チェックアウト12時
 駐車場   :有料3台有り(1泊2000円)
 付帯施設  :レストラン ※宿泊客の朝食ルームサービスの提供および通常営業(営業時間未定)
 投資額   :5億円
 売上目標  :年間5億円
 目標宿泊客数:年間2,600組
 施工    :(株)大林組
 電話    :03−3251−1135
 ホームページ:http://www.ryumeikan-honten.jp/


■(株)龍名館 会社概要
 所在地 :〒101−0062 東京都千代田区神田駿河台3−4
 代表者 :代表取締役社長 浜田敏男
 設立  :明治32年6月
 資本金 :119,388,500円
 事業内容:旅館・飲食店・不動産経営
 系列企業:旅館龍名館本店、八重洲龍名館ビル管理(株)、龍名館ビル開発(株)
 系列店 :ホテル龍名館東京、花ごよみ東京、花ごよみ六本木


 ※参考資料は添付の関連資料を参照


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