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日本ショッピングセンター協会、2013年12月のSC販売統計調査を発表
SC販売統計調査報告 2013年12月
既存SC前年比:−0.2%
■売上高の概況■
2013年12月の既存SC売上高は前年同月比−0.2%で、わずかながら前年を上回ることができなかった
今月は、月前半は気温が高めであったことや、セール前の買い控え等により衣料品を中心に苦戦した。後半の気温低下や、テナントにおけるプレセールの実施、年末セール等で重衣料やギフト需要を中心に好調であったとの報告は見られたものの、前半の落ち込みを挽回するには至らなかった。土曜日一日減もマイナス要因の1つである。テナントは0.2%、キーテナントは−1.2%であった。
地域別でみると、北海道は3.2%で引き続きアジアからの旅行客の増加等で好調であった。
一方で近畿は、新規開業にともなう競合施設の増加で顧客の分散化による売上低下、四国では施設間の格差が大きく、マイナス要因の1つにテナント退店と空床の継続があげられる。
*SC=ショッピングセンター
※本調査は、2011年12月末現在の全SC3,090SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し、調査したものをまとめた。
※集計SC 530SC 回収率 53.0%
※SC総売上高(推計)は、年間総売上高として発表させていただきます。
・以下の資料は添付の関連資料「表1〜7」を参照
・表−1 立地別・構成別 売上高伸長率
・表−2 立地別・地域別 売上高伸長率
・表−3 都市規模別・地域別 売上高伸長率
・表−4 キーテナント業態別 売上高伸長率
・表−5 立地別SC・キーテナント・テナント効率
・表−6 既存SC移動平均(年間)
・表−7 SC・百貨店・チェーンストア 売上高前年対比