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日本ショッピングセンター協会、10月のSC販売統計調査を発表
SC販売統計調査報告 2013年10月
既存SC前年比:−2.6%
■売上高の概況■
2013年10月の既存SC売上高は前年同月比−2.6%で、前月より2.2ポイント後退した。
今月は、全国的に月前半の気温が高く衣料品の動きが鈍かったことや、台風の接近数が多かったこと等天候に左右された。月後半は気温が低下し冬物衣料の伸長は見られたものの、前半の落ち込みを挽回することはできず苦戦した。テナントは−2.8%、キーテナントは−2.1%であった。
地域別では、北海道が3.5%と前月に引き続き健闘している。これは本州ほどの気温の変動はなく秋・冬物衣料が伸びたことや、ハウスカードのポイント増等の販促活動が奏功したことが主な要因である。
一方、近畿は−4.5%、なかでも中心地域は−6.0%になった。これは前記のように天候要因により衣料品の不調に加え、新設SCの影響があったとみられる。
*SC=ショッピングセンター
※本調査は、2011年12月末現在の全SC3,090SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し、調査したものをまとめた。
※集計SC 518SC 回収率 51.8%
※SC総売上高(推計)は、年間総売上高として発表させていただきます。
・以下の資料は添付の関連資料「表1〜7」を参照
・表−1 立地別・構成別 売上高伸長率
・表−2 立地別・地域別 売上高伸長率
・表−3 都市規模別・地域別 売上高伸長率
・表−4 キーテナント業態別 売上高伸長率
・表−5 立地別SC・キーテナント・テナント効率
・表−6 既存SC移動平均(年間)
・表−7 SC・百貨店・チェーンストア 売上高前年対比