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エース証券と丸八証券、共同持株会社を設立し経営統合

2013-11-28

エース証券株式会社と丸八証券株式会社との共同持株会社設立(株式移転)による
経営統合に関するお知らせ



 エース証券株式会社(以下「エース証券」といいます。)と丸八証券株式会社(以下「丸八証券」といいます。)は、平成26年1月24日に開催予定の両社の臨時株主総会における承認を前提として、平成26年4月1日(予定)(以下、「効力発生日」といいます。)をもって、共同株式移転の方法により両社の完全親会社となる株式会社エースホールディングス(以下「共同持株会社」といいます。)を設立(以下「本株式移転」といいます。)することについて合意に達し、本日開催の両社の取締役会において承認のうえ、「株式移転に関する基本合意書」を締結するとともに、本株式移転に関する「株式移転計画書」を共同で作成しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
 なお、共同持株会社の普通株式は効力発生日に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)にテクニカル上場の予定であり、丸八証券は共同持株会社の上場に先立ち、東京証券取引所の有価証券上場規程等に基づいて平成26年3月27日をもって東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)を上場廃止となる予定であります。


     記

1.本株式移転による経営統合の背景と目的等

 (1)経営統合の背景
   エース証券は、大正3年に大阪株式取引所仲買人として創業以来、関西地区を地盤に営業展開し、平成26年2月に創業100周年の節目を迎えることとなります。
   一方、丸八証券は、昭和11年に株式取引所取引員として創業以来、東海地区を地盤として営業展開する老舗であり、平成16年11月には日本証券業協会に株式を店頭登録(現、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場)しております。
   両社は、対面営業を中心に営業活動を推進しており、お客様に信頼いただける証券会社を目指し、地域に密着したサービスを提供してまいりました。
   営業地盤こそ異なるものの、共に地域に根差した長い歴史があり、共通の価値観を持つことから、平成20年11月に証券事業に関する包括的業務提携契約(以下「包括的業務提携」といいます。)を締結いたしました。
   また、包括的業務提携に伴いエース証券は丸八証券が発行する転換社債型新株予約権付社債を引受け、平成23年3月に株式に転換し、丸八証券を連結子会社とし資本関係も強化してまいりました。
   近年の証券業界は、リーマンショック、欧州債務問題等の世界的金融危機により経営環境は非常に厳しいものでしたが、平成24年12月の安倍政権発足により掲げられた経済政策(いわゆるアベノミクス)により、株式市場も急速に回復するに至り、2020年の東京オリンピック開催も、証券市場にとって大きな材料になると思われます。
   このような好環境を背景に、グループ企業価値をより一層向上させ、安定基盤の構築を図るため、本株式移転により共同持株会社を設立するものであります。

 (2)経営統合の目的
   両社は、包括的業務提携のもと、各社の自主性・地域性を尊重しつつ、各々の特長を活かした事業運営を行ってまいりました。
   また、エース証券は包括的業務提携に基づき、丸八証券との資本関係を強化し発行済株式総数の43.07%(平成25年9月30日時点)を保有し、実質支配力基準に基づき丸八証券を連結子会社としております。
   しかしながら、当グループがシナジー効果を発揮しさらに発展するために、両社が共同持株会社のもとで完全子会社となり、両社を含めた将来のグループ企業に提供すべきサービス・機能を共同持株会社のもとで再編し、事業の効率化に資することが必要であるとの考えに至りました。
   共同持株会社を設立し、強固な資本関係を構築することにより、グループが一体となり、昨今の業界再編の流れや環境の変化に対しても、より機動的かつ安定的に対応できるものと考えております。

 (3)経営統合の効果
   本株式移転による効果として以下のとおり考えております。
  [1]営業基盤の拡大
    関西地区を地盤とし首都圏、九州にも支店を持つエース証券と、東海地区を地盤とする丸八証券が一体となり、互いに地域補完することで、グループ全体として盤石な営業基盤が拡大し、業容の安定、発展が図れるものと考えております。
    また、エース証券が展開している「金融商品仲介ビジネス」においては、金融商品仲介業者の登録件数は240件(平成25年9月30日時点)と同事業を営む金融商品取引業者の中で最も多く日本一であり、登録業者の分布は全国に広がっており、新たな地盤の構築も目指してまいります。
  [2]スケールメリットを生かした営業展開
    証券会社2社を、共同持株会社のもと完全子会社化することにより、グループとしての営業戦略がより明確になり、お客様に対し迅速にサービスを提供できると考えております。また、グループとしての商品戦略を統一することにより、商品の組成や選定時に、スケールメリットを享受できると考えております。
  [3]コスト削減
    エース証券、丸八証券のバックオフィス、システム管理などの管理業務機能を、将来的に共同持株会社のもとで集約、統合することにより、コストの削減を目指してまいります。
  [4]両社が培ったノウハウの相互利用
    エース証券は創業99年、丸八証券も創業77年と共に地域に根付いた長い歴史があり、両社それぞれが、営業上培ったノウハウを持っています。
    両社のノウハウを相互利用、集約することにより、将来的にサービスの付加価値向上、業務効率化などのシナジー効果の実現が可能であると考えております。

 (4)経営統合の基本方針
   共同持株会社における経営統合の基本方針は以下のとおりであります。
  [1]経営環境の変化に機動的かつ安定的に対応するため、グループ内の再編成やM&Aを検討していきます。
  [2]公正かつ実効性のあるガバナンスを充実・強化し経営の透明化を図ります。
  [3]エース証券、丸八証券の自主性や地域性を尊重しつつ、相乗効果のある戦略を構築し、グループとしての企業価値の更なる向上を目指します。
  [4]グループの経営資源を有効に配分・活用し、効率的な企業活動を推進します。


 ※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照


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