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東陽テクニカ、独社製の単体テストツールCantataを販売開始
東陽テクニカが、独国QA Systems社の国内代理店に
単体テストツールCantata(R)を提供
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区・社長:五味 勝、以下東陽テクニカ)はこのたび、独国QA Systems GmbH(以下 QA Systems社)と日本国内販売代理店契約を締結し、単体テストツールCantata(R)の販売を開始しました。
Cantata(R)は、優れた単体テスト機能と統合テスト機能をもち、ソースコードの動的検証を実施するための費用対効果の高い手段を提供します。また、Eclipseに統合された完全なテスト開発環境を提供するほか、開発者のデスクトップコンパイラおよび組込みターゲットプラットフォームとの統合も容易に実現することができます。Cantata(R)は、1990年代から、ISO 26262、EN 50128、IEC 60880、DO 178B/CおよびIEC 62304を含む主要な安全規格への準拠を達成するためのツールとして、世界中の企業において採用され続けており、お客様がもつ動的テストに対する要求を十分に満たすことができると確信しています。
東陽テクニカでは、2013年11月20日から22日まで、パシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology 2013/組込み総合技術展」において、Cantata(R)を紹介します。
[Cantata(R)について]
Cantata(R)はソースコードの品質を効率よく向上するための洗練されたテスト環境を提供します。
特長
・高いレベルで単体テストの自動化を実現
−コードカバレッジを効果的に測定可能
−テストハーネスを繰り返し使用可能
−C/C++言語で書かれたテストスクリプトを生成
−呼び出し制御のための独自のインターフェースを装備
−大容量のデータセットを用いたテストを実施可能
・エンジニアの開発環境と実機の両方で同じテストを実現可能
−Eclipse上で完全なテスト環境を構築可能
−開発者の開発環境と組込みターゲットプラットフォームを容易に統合可能
[QA Systems社 CEO Andreas Sczepansky氏のコメント]
「東陽テクニカは、経験に裏打ちされた専門知識および専門技術を誇る企業です。そのような企業が扱う製品群にCantata(R)が加わることは、東陽テクニカと弊社の双方にとって、大きな成長を遂げるチャンスとなることでしょう。また、日本において高い技術力を誇る販売代理店を獲得することは、我々の製品の販売および顧客へのサポートを、世界的な規模で今よりも洗練していく契機となるでしょう。つまり、東陽テクニカとの提携は、世界中の市場に存在する我々の顧客へのサポートを拡充するための、大きな一歩でもあるのです」。
[QA Systems社について]
QA Systems社は、世界中の350社を超える一流企業を顧客に有し、航空宇宙産業、防衛産業、自動車産業、医療産業、鉄道産業を含む様々な産業において、開発環境の改善およびソフトウェア開発の迅速化を目的とした様々なソリューションを提供しています。同社は、自社開発製品の提供およびサポート、慎重に選択された戦略的ビジネスパートナーの製品の提供、静的テスト、動的テスト、要件エンジニアリング、構造解析、ソフトウェアメトリクス向けの環境の実現をソリューションとして提供しています。
[株式会社東陽テクニカについて]
東陽テクニカは昭和28年の設立より「技術と情報」をキーワードに、最先端の「測るツール」を主として欧米の電子計測器メーカーより輸入し、日本の技術発展に寄与することを使命として、日本の研究者・開発者に提供してきました。「電子技術センター」における修理、校正、技術サポートや自社製品の開発、「テクノロジーインターフェースセンター」で行うお客様向けの各種セミナー・トレーニングなどの取組みは、400人を超える全従業員の8割を占めるエンジニアの技術力に裏付けられています。東陽テクニカはこれからも、「テクノロジーインターフェース」の使命を果たすべく努力してまいります。東陽テクニカの関する詳細は、http://www.toyo.co.jpをご覧下さい。
*記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。