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大日本印刷、日本ユニシスや日本IBMと協力しマーケティング支援サービスを開始
日本ユニシス、日本IBMの協力のもとマーケティング支援サービスを開始
「価値観クラスター」とビッグデータを組み合わせて、生活者の真のニーズを把握
大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、新たなマーケティング支援サービスを展開すべく、日本ユニシス株式会社(以下:日本ユニシス)および日本アイ・ビー・エム株式会社(以下:日本IBM)の協力のもと、DNPが独自に構築した生活者の「価値観クラスター」と企業が持つ会員情報などのビッグデータを組み合わせたサービスを2014年1月に開始する計画です。なお、DNPは昨年8月より日本ユニシスと戦略的提携を行っており、本サービスはその一環となります。
【新サービス開始の背景】
近年、企業が生活者の購買行動から得られる多くの情報(ビッグデータ)を有効活用して生活者ニーズを把握する取り組みが増えています。一方で、生活者の価値観やライフスタイルなどは多様化しており、製品やサービスを利用する生活者の消費行動だけでなく、その内面にある価値観や嗜好を把握した新製品、新サービスの開発に取り組む企業も出てきています。
こうした環境の中、DNPは、日本ユニシスおよび日本IBMの協力のもと、より生活者の視点に立ったビッグデータと生活者の価値観を活用したマーケティング支援サービスを提供します。
【新サービスについて】
新サービスは、企業が持つ会員情報などのビッグデータに「価値観クラスター」を組み合わせ、生活者が真に求める製品やサービスを把握して、マーケティングの最適化を図るものです。
【3社の役割について】
※添付の関連資料を参照
【DNPの「価値観クラスター」について】
DNPが独自に構築した「価値観クラスター」とは、生活者一人ひとりが本質的に持っている「普遍的な消費価値観」と、購入を考える商品を比較して検討するときに重視する「購買比較時の意識」という、2つの視点から、生活者の価値観を判別します。具体的には、「普遍的な消費価値観」では6つのクラスターを、「購買比較時の意識」では5つのクラスターを定義し、それぞれのクラスターを組み合わせて30(6×5)種類の価値観クラスターに分類します。最大20問のアンケートで生活者の価値観を判別し、30種類の中から、どのクラスターに属しているかを把握することができます。
<「普遍的な消費価値観」の視点における6クラスター>
「他者評価依存」「ハイクラス志向」「出世食欲」「真面目実直」「人生謳歌」「充足感希薄」
<「購買比較時の意識」の視点における5クラスター>
「お墨付重視」「自己決定型」「口コミ重視」「流行追随」「低価格志向」
【今後の取り組み】
※添付の関連資料を参照