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丸紅、チリ・アントコヤ銅鉱山開発事業向けプロジェクト・ファイナンス契約を締結

2013-11-12

チリ・アントコヤ銅鉱山開発事業向けプロジェクト・ファイナンス契約締結の件


 丸紅株式会社(以下、「丸紅」)が、世界有数の銅生産会社であるAntofagasta plc(アントファガスタ社、以下、「Antofagasta社」)と共同出資するチリMinera Antucoya社(アントコヤ社、出資比率:丸紅30%、Antofagasta社70%)は、2013年11月5日に、開発中のAntucoya銅鉱山開発(以下、「本プロジェクト」)費用に関して、総額6億5千万米ドルのプロジェクト・ファイナンス(以下、「本ファイナンス」)契約に調印しました。

 本ファイナンスには、国際協力銀行(JBIC)、カナダ輸出開発公社(EDC)、ドイツ復興金融公庫(KfW)、みずほ銀行三井住友銀行、Natixis(フランス)、ING(オランダ)、Corpbanca(チリ)及びBanco del Estado de Chile(チリ)が参加しております。本ファイナンスの組成により、プロジェクトリスクを銀行団とシェアしていきます。

 アントコヤ銅鉱山は、チリ北部第II州Antofagasta市から北東に約180kmに位置し、SX−EW(溶媒抽出電解採取)法にて銅地金を生産するもので、2015年の生産開始を目指しています。同鉱山の可採鉱量は約6億4千万トンを上回る規模であり、生産開始後、約20年間に亘って年間約8万トンの銅地金を生産する予定です。さらに、本プロジェクトは、下層に更なる硫化鉱床の賦存も見込まれており、将来的な銅精鉱生産などの事業拡大の可能性を秘めた有望なプロジェクトです。

 丸紅は、銅地金総生産量のうち、出資比率の30%に相当する年間約2万4千トンの銅地金を引き取る権利を有しており、本邦電線・伸銅品メーカーのアジアを中心とする海外製造拠点等に長期安定供給することを予定しております。

 本プロジェクトへの参画により、丸紅の銅事業の持分権益量は年産12万5千トンから15万トン(銅換算)となり、日本企業トップクラスの銅持分権益量を有することになります。丸紅は、チリにおいてAntofagasta社と共同で取り組んでいる銅鉱山開発・生産拡充のみならず、他地域における取組についても広く視野に入れ、優良銅権益を確保し、日本への銅の安定供給に貢献していきます。


以上

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