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富士電機、生産ラインの状態監視・制御を行う中小規模監視制御システムを発売
中小規模監視制御システム「MICREX−VieW XX」の発売について
富士電機株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)は、中小規模監視制御システム「MICREX−VieW XX(ダブルエックス)」を発売しますので、お知らせいたします。
1.背景
日本では、インフラや工場の老朽化が進み、機器やシステムの更新需要拡大が見込まれています。また、市場の成長が期待されるアジアでは、素材産業や製造業を中心に、日系企業などの進出が加速しています。
本製品は、主に工場の生産ラインや発電プラントの状態監視・制御を行うシステムです。日本、アジアを中心に積極展開し、お客様設備の安定操業、安全・安心に貢献していきます。
2.製品の特長
1)幅広いプラントに適応
監視制御システムのプラットフォームを構築することで、幅広いプラントに適応します。さらに、プロセス・オートメーション(温度・圧力・流量などの自動制御)、ファクトリー・オートメーション(加工や組み立てにおける自動制御)双方に対応し、1台でライン全体の監視・制御が可能です。
2)高い操作性と視認性を実現
オペレータの運転管理に必要な、設備の稼働状況や運転履歴などを最大8画面まで表示するマルチウィンドウと、画面の配置や拡縮を自由にできるフリーレイアウト・フリーサイジングで高い操作性を実現しました。また、オペレータに優しいユニバーサルカラー(あらゆる人にとって使いやすい配色・デザインなど視覚情報)を採用しています。
3)データ容量および処理速度を大幅に向上
入出力メモリ容量:4,096ワード(従来機種比2倍)
プログラム容量:512Kステップ(従来機同等)
演算周期:1ms〜(従来機種比10倍速)
制御LAN伝送速度:1Gbps(従来機種比10倍速)
3.適用分野
ごみ焼却、セメント、発電、食品、石油・ガス、自動車など
4.発売時期
受注開始:即日
出荷開始:2014年6月
5.販売目標
2015年度:150億円
※参考画像は、添付の関連資料を参照
6.お客様問い合わせ窓口
富士電機株式会社 産業インフラ事業本部
計測制御システム事業部 産業計測システム技術部
042−585−6030
以上