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国際石油開発帝石と伊藤忠商事、ロシア・イルクーツク州の探鉱事業に参画
ロシア連邦イルクーツク州における探鉱事業への参画について
国際石油開発帝石株式会社(以下、当社)は、ロシア連邦イルクーツク州のザパドナ・ヤラクチンスキー鉱区(以下、ZY鉱区)およびボリシェチルスキー鉱区(以下、BT鉱区)で探鉱事業を推進している日本南サハ石油株式会社(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)100%出資会社。以下、JASSOC)の株式の売却について、JOGMECが実施した入札に伊藤忠商事株式会社(以下、伊藤忠)とともに参加し、JASSOCの発行済株式の一部(発行済全株式340株の内、当社42株(12.4%)、伊藤忠43株(12.6%))をそれぞれ取得しましたので、お知らせいたします。
*<鉱区ロケーション>は添付の関連資料を参照
ZY鉱区およびBT鉱区は、イルクーツク州の州都イルクーツク市の北約700kmに位置する陸上鉱区であり、鉱区面積はZY鉱区が約4,835km2、BT鉱区が約3,307km2です。これまではJOGMECがJASSOCを通じてロシアの中堅石油会社であるイルクーツク・オイル社(以下、INK社)とともに設立したINK・サパド社(※)(オペレーター)により両鉱区における探鉱事業を推進しており、既に両鉱区では試掘の結果油ガスの胚胎が確認されております。今後も、当社、JOGMECおよび伊藤忠は、JASSOCを通じて両鉱区における探鉱作業を継続し、開発移行への可能性を検討して参ります。
(※)INK・ザパド社の出資比率はJASSOC 49%、INK社51%(事業ストラクチャー図参照)。
当社は、中長期ビジョンにおいて、石油天然ガス開発事業の持続的拡大を成長目標の柱の一つとしており、本件は石油や天然ガスの高いポテンシャルが期待されるロシアにおける当社事業の足掛かりになることが期待されます。
なお、本件による業績への影響は軽微であります。
以上
*<関連補足説明>は添付の関連資料を参照