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新日本科学、理化学研究所とiPS 細胞など用いた眼科疾患領域細胞治療関連で共同研究
独立行政法人理化学研究所との共同研究契約の締結に関するお知らせ
株式会社新日本科学(本社:東京都中央区、社長:永田良一、以下「新日本科学」)は、このたび独立行政法人理化学研究所(本所:埼玉県和光市、理事長:野依良治、以下「理化学研究所」)と「iPS 細胞等を利用した眼科疾患領域細胞治療の実現に向けた薬効評価法の確立」に関し、約3 年間(平成28 年3 月末迄)の共同研究契約を締結しましたのでお知らせいたします。
本共同研究は、理化学研究所が独立行政法人科学技術振興機構の再生医療実現拠点ネットワークプログラムに採択されて行う事業の一環であります。
本共同研究は、理化学研究所において、再生医療開発推進プログラムの網膜再生医療研究開発プロジェクト(リーダー:高橋政代 医学博士)が取り組む、iPS 細胞等を利用した黄斑変性症加療や視細胞疾患治療など眼科疾患領域細胞治療のヒトへの早期実用化を促進することを目的としています。
そのためには、ヒトでの安全性を担保することを目的として、iPS 細胞等を利用した黄斑変性症加療や視細胞疾患治療をはじめとする眼科疾患領域細胞治療の実用化に資するため、移植治療技術の向上を目指し、効果評価法および安全性評価法を確立する必要があります。
新日本科学は、非臨床試験において、これまで蓄積した豊富な実績と経験を本共同研究に活かすことでモデル動物の作製に寄与し、iPS 細胞等を用いた眼科疾患領域細胞治療のヒトへの早期実用化をサポートするとともに、医学の進歩に伴って常に進化する治療法に適合した安全性試験の体制を維持できるよう、新たなノウハウの獲得とエキスパート人材の育成に努めてまいります。
なお、本件が当社グループの今期業績に及ぼす影響は軽微であります。
以上